論文の概要: Distributing Memory Effects in an Open Two-Qubit System
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2002.12684v2
- Date: Wed, 26 Aug 2020 10:31:11 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-01 07:51:04.563102
- Title: Distributing Memory Effects in an Open Two-Qubit System
- Title（参考訳）: オープン2ビットシステムにおけるメモリ効果の分散
- Authors: O. Siltanen, T. Kuusela, J. Piilo
- Abstract要約: オープンな2量子系の状態空間の異なる部分空間間でメモリ効果を分配する手法を提案する。
初期相関周波数分布と初期周波数依存位相因子を利用することで、偏光のための4つのデコヒーレンス関数をすべて制御できる。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We introduce a method to distribute memory effects among different subspaces
of an open two-qubit system's state space. Within the linear optical framework,
our system of interest is the polarization of two photons, while the
environment consists of their frequency degree of freedom. By exploiting
initially correlated frequency distributions and initial frequency-dependent
phase factors, we are able to control all the four decoherence functions for
polarization -- corresponding to different open system subspace divisions --
almost independently of each other. Hence, our results demonstrate how, in a
multipartite dephasing system, Markovian and non-Markovian dynamics can be
arbitrarily divided between the subsystems, and giving rise to a novel concept
of memory partitions. We also discuss further implications the results have,
e.g., on the dynamics of purity and entropy within the two-qubit system.
- Abstract（参考訳）: オープン2量子ビットシステムの状態空間の異なる部分空間にメモリ効果を分散させる手法を提案する。
線形光学的枠組みの中では、我々の興味あるシステムは2つの光子の分極であり、環境はその周波数自由度から成り立っている。
初期相関周波数分布と初期周波数依存位相因子を利用することで、極性化のための4つのデコヒーレンス関数を(異なる開系部分空間分割に対応する)ほぼ独立に制御することができる。
そこで本研究では,マルチパーティショニングシステムにおいて,マルコフ力学と非マルコフ力学を任意にサブシステムに分割し,メモリ分割の新たな概念を導出する方法を示す。
また、2量子系における純度とエントロピーのダイナミクスなど、結果が持つさらなる意味についても論じる。
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