論文の概要: Thermodynamic advancement in the causally inseparable occurrence of
thermal maps
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.01464v1
- Date: Tue, 3 Mar 2020 11:45:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-31 07:38:58.544107
- Title: Thermodynamic advancement in the causally inseparable occurrence of
thermal maps
- Title(参考訳): 熱地図の因果分離不能発生における熱力学の進展
- Authors: Tamal Guha, Mir Alimuddin and Preeti Parashar
- Abstract要約: 本研究では,2種類の熱チャネルを因果的に分離不可能な順序で適用することにより,作業抽出の可能性を高めることができることを示す。
この拡張は、制御キュービットに熱力学的資源値を割り当てることなくも可能である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum mechanics allows the occurrence of events without having any definite
causal order. Here, it is shown that the application of two different thermal
channels in the causally inseparable order can enhance the potential to extract
work, in contrast to any of their definite (separable) order of compositions.
This enhancement is also possible even without assigning any thermodynamic
resource value to the controlling qubit. Further, we provide the first
non-trivial example of causal enhancement with non-unital pin maps, for which
it is still not clear how to obtain a superposition of path structure (under
definite causal order). Hence, it may be a potential candidate to accentuate
the difference between superposition of time and superposition of path.
- Abstract(参考訳): 量子力学は、明確な因果順序を持たない事象の発生を可能にする。
ここでは, 2つの異なる熱チャネルを因果的に分離不能な順序で適用することで, 定型的(分離可能な)組成のいずれとも対照的に, 作品を抽出する可能性を高めることが示されている。
この拡張は、制御キュービットに熱力学的資源値を割り当てることなくも可能である。
さらに、非単体ピン写像を用いた因果拡大の最初の非自明な例を示すが、経路構造の重ね合わせ(明確な因果順序の下で)を得る方法はまだ明らかではない。
したがって、時間の重ね合わせと経路の重ね合わせの違いを強調する潜在的な候補となる可能性がある。
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