論文の概要: Quantum causality and the arrows of time and thermodynamics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2003.09047v2
- Date: Tue, 13 Oct 2020 19:32:23 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-28 17:41:22.569399
- Title: Quantum causality and the arrows of time and thermodynamics
- Title（参考訳）: 量子因果性と時間と熱力学の矢印
- Authors: John F. Donoghue and Gabriel Menezes
- Abstract要約: 時間矢の起源は問題視されている。
場の量子論には 因果関係の矢印があります どの時間方向が過去の光円錐で どちらが未来かを示しています
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In the understanding of the fundamental interactions, the origin of an arrow
of time is viewed as problematic. However, quantum field theory has an arrow of
causality, which tells us which time direction is the past lightcone and which
is the future. This direction is tied to the conventions used in the
quantization procedures. The different possible causal directions have related
physics - in this sense they are covariant under time-reversal. However, only
one causal direction emerges for a given set of conventions. This causal arrow
tells us the direction that scattering reactions proceed. The time direction of
scattering in turn tells us the time direction for which entropy increases -
the so-called arrow of thermodynamics. This connection is overlooked in most
discussions of the arrow of time.
- Abstract（参考訳）: 基本的な相互作用の理解において、時間の矢印の起源は問題視されている。
しかし、量子場理論には因果関係の矢印があり、どの時間方向が過去の光円錐であり、どちらが未来かを示す。
この方向は量子化手順で使用される規則と結びついている。
異なる因果方向は関連物理学を持ち、この意味では時間反転の下で共変である。
しかし、ある規則の集合に対して1つの因果方向のみが現れる。
この因果矢印は、散乱反応が進行する方向を示す。
散乱の時間方向は、エントロピーがいわゆる熱力学の矢印を増加させる時間方向を示す。
この関係は時間的矢印に関するほとんどの議論で見過ごされている。
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