論文の概要: Quantum key distribution overcoming extreme noise: simultaneous subspace
coding using high-dimensional entanglement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2004.12824v2
- Date: Wed, 10 Mar 2021 09:26:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-22 00:10:41.638293
- Title: Quantum key distribution overcoming extreme noise: simultaneous subspace
coding using high-dimensional entanglement
- Title(参考訳): 極端ノイズを克服する量子鍵分布:高次元エンタングルメントを用いた同時部分空間符号化
- Authors: Mirdit Doda, Marcus Huber, Gl\'aucia Murta, Matej Pivoluska, Martin
Plesch, Chrysoula Vlachou
- Abstract要約: 量子鍵分布にノイズの多い高次元の絡み合いを利用することが可能であることを示す。
我々のプロトコルは、非常にノイズの多い実験条件でも秘密鍵を確立するのに利用できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.12233362977312945
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: High-dimensional entanglement promises to increase the information capacity
of photons and is now routinely generated exploiting spatio-temporal degrees of
freedom of single photons. A curious feature of these systems is the
possibility to certify entanglement despite strong noise in the data. We show
that it is also possible to exploit this noisy high-dimensional entanglement
for quantum key distribution by introducing a protocol that uses mutliple
subspaces of the high-dimensional system simultaneously. Our protocol can be
used to establish a secret key even in extremely noisy experimental conditions,
where qubit protocols fail. To show that, we analyze the performance of our
protocol for noise models that apply to the two most commonly used sources of
high-dimensional entanglement: time bins and spatial modes.
- Abstract(参考訳): 高次元の絡み合いは光子の情報容量を増やすことを約束し、現在は1つの光子の時空間的自由度を利用して定期的に生成される。
これらのシステムの興味深い特徴は、データに強いノイズがあるにもかかわらず、絡み合いを証明できることだ。
また,高次元システムの変異部分空間を同時に使用するプロトコルを導入することで,量子鍵分布に対するノイズの多い高次元エンタングルメントを活用できることを示す。
我々のプロトコルは、qubitプロトコルが失敗する非常にノイズの多い実験条件でも秘密鍵を確立するのに使うことができる。
そこで本稿では,高次元エンタングルメントの最も一般的な2つの源である時間ビンと空間モードに適用するノイズモデルのためのプロトコルの性能を解析する。
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