論文の概要: Experimental assessment of entropy production in a continuously measured
mechanical resonator
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.03429v2
- Date: Sat, 31 Oct 2020 09:53:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-20 22:36:38.917678
- Title: Experimental assessment of entropy production in a continuously measured
mechanical resonator
- Title(参考訳): 連続測定機械共振器におけるエントロピー生成の実験評価
- Authors: Massimiliano Rossi, Luca Mancino, Gabriel T. Landi, Mauro Paternostro,
Albert Schliesser, Alessio Belenchia
- Abstract要約: 連続観測されたメソスコピック量子系におけるエントロピー生成速度の実験的推測について報告する。
我々の実験は、メソスコピック量子スケールにおける基本熱力学過程のフルスケール制御の実証に向けた重要なステップを具現化したものである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The information on a quantum process acquired through measurements plays a
crucial role in the determination of its non-equilibrium thermodynamic
properties. We report on the experimental inference of the stochastic entropy
production rate for a continuously monitored mesoscopic quantum system. We
consider an optomechanical system subjected to continuous displacement Gaussian
measurements and characterise the entropy production rate of the individual
trajectories followed by the system in its stochastic dynamics, employing a
phase-space description in terms of the Wigner entropy. Owing to the specific
regime of our experiment, we are able to single out the informational
contribution to the entropy production arising from conditioning the state on
the measurement outcomes. Our experiment embodies a significant step towards
the demonstration of full-scale control of fundamental thermodynamic processes
at the mesoscopic quantum scale.
- Abstract(参考訳): 測定によって得られる量子過程に関する情報は、その非平衡熱力学特性の決定において重要な役割を果たす。
連続観測されたメソスコピック量子系における確率エントロピー生成速度の実験的推測について報告する。
我々は, 連続変位ガウス測定の対象となるオプティメカニクス系を考察し, 個々の軌跡のエントロピー生成速度を特徴付けるとともに, 系の確率力学において, ウィグナーエントロピーの位相空間記述を用いる。
実験の具体的な状況から,測定結果の条件付けから生じるエントロピー生産への情報的貢献を抽出することができる。
我々の実験は、メソスコピック量子スケールにおける基本熱力学過程のフルスケール制御の実証に向けた重要なステップを具現化したものである。
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