論文の概要: Multi-mode CV-QKD with Noiseless Attenuation and Amplification
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.02094v1
- Date: Wed, 3 Jun 2020 08:15:24 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-17 06:51:34.543538
- Title: Multi-mode CV-QKD with Noiseless Attenuation and Amplification
- Title(参考訳): 無雑音減衰増幅によるマルチモードCV-QKD
- Authors: Mingjian He, Robert Malaney, Benjamin Burnett
- Abstract要約: ノイズレス減衰とノイズレス増幅処理を適用した改良型マルチモードCV-QKDプロトコルを提案する。
その結果,単モードCV-QKDと一致し,受信機に印加した場合のノイズレス増幅動作により伝送距離が増加することがわかった。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.0312968200748116
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this work we study the use of noiseless attenuation and noiseless
amplification, in terms of multi-mode Continuous-Variable (CV) Quantum Key
Distribution (QKD) over satellite-to-ground channels. We propose an improved
multi-mode CV-QKD protocol where noiseless attenuation and noiseless
amplification operations are applied at the transmitter and the receiver,
respectively. Our results show that consistent with single-mode CV-QKD, the
noiseless amplification operation, when applied at the receiver, can increase
the transmission distance and the channel noise tolerance of multi-mode CV-QKD.
Different from single-mode CV-QKD, in multi-mode CV-QKD the key rate
improvement offered by noiseless amplification can be further enhanced by
adding noiseless attenuation at the transmitter.
- Abstract(参考訳): 本研究では,衛星間チャネル上でのマルチモード連続可変(cv)量子鍵分布(qkd)の観点から,無ノイズ減衰と無ノイズ増幅について検討する。
送信機と受信機にノイズレス減衰とノイズレス増幅をそれぞれ適用した改良型マルチモードCV-QKDプロトコルを提案する。
その結果,単モードCV-QKDと一致して,受信機に印加した場合のノイズレス増幅動作により,マルチモードCV-QKDの伝送距離とチャネルノイズ耐性が増大することがわかった。
単モードCV-QKDとは異なり、マルチモードCV-QKDでは、ノイズレス増幅によるキーレート改善は、送信機にノイズレス減衰を加えることでさらに強化することができる。
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