論文の概要: Are non-vacuum states much relevant for retrieving shock wave memory of
spacetime?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.04486v2
- Date: Mon, 20 Jul 2020 06:49:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-16 07:19:00.880688
- Title: Are non-vacuum states much relevant for retrieving shock wave memory of
spacetime?
- Title(参考訳): 非真空状態は時空間の衝撃波記憶の検索に非常に関係があるか?
- Authors: Bibhas Ranjan Majhi
- Abstract要約: 衝撃波は時空に反応し、その情報は背景の記憶に格納される。
波動位置の両側にある無質量スカラー場に対するワイトマン函数は、通常のミンコフスキー時空と同一であることが判明した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Shock wave gives back reaction to spacetime and the information is stored in
the memory of background. Quantum memory effect of localised shock wave on
Minkowski metric is investigated here. We find that the Wightman function for
massless scalar field, on both sides of the wave location, turns out to be the
same for usual Minkowski spacetime. Therefore the observables obtained from
this, for any kind of observer, do not show the signature of the shock.
Moreover, the vacuum states of field on both sides are equivalent. On the
contrary, the correlator for the non-vacuum state does memorise the classical
shock wave and hence the effect of it is visible in the observables, even for
any frame. We argue that rather than vacuum state, the non-vacuum ones are
relevant to retrieve the quantum information of classical memory.
- Abstract(参考訳): 衝撃波は時空に反応し、その情報は背景の記憶に格納される。
ミンコフスキー計量に対する局所衝撃波の量子記憶効果について検討した。
波の位置の両側にある無質量スカラー場に対するワイトマン関数は、通常のミンコフスキー時空と同一であることが判明した。
したがって、あらゆる種類の観測者に対して得られた観測物は、衝撃のサインを示さない。
さらに、両側の場の真空状態は等価である。
反対に、非真空状態のコリレータは古典的な衝撃波を記憶し、従ってその効果は任意のフレームであっても観測可能領域で見ることができる。
我々は真空状態ではなく、非真空状態が古典記憶の量子情報を取得することに関係していると主張する。
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