論文の概要: The role of quantum coherence in energy fluctuations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.06208v2
- Date: Mon, 22 Nov 2021 09:55:05 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-16 00:48:44.332563
- Title: The role of quantum coherence in energy fluctuations
- Title(参考訳): エネルギー変動における量子コヒーレンスの役割
- Authors: S. Gherardini, A. Belenchia, M. Paternostro, A. Trombettoni
- Abstract要約: オープン量子系のエネルギーゆらぎにおける量子コヒーレンスの役割について論じる。
本稿では,エネルギー変化統計を,その進化後にのみ行われるエネルギー測定の関数として定義する運用プロトコルを提案する。
熱貯留層と相互作用する3レベル量子システムを用いて,本研究の成果を報告する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We discuss the role of quantum coherence in the energy fluctuations of open
quantum systems. To this aim, we introduce an operational protocol, to which we
refer to as the end-point-measurement scheme, allowing to define the statistics
of energy changes as a function of energy measurements performed only after its
evolution. At the price of an additional uncertainty on the value of the
initial energies, this approach prevents the loss of initial quantum coherences
and enables the estimation of their effects on energy fluctuations. We
illustrate our findings using a three-level quantum system in interaction with
thermal reservoirs.
- Abstract(参考訳): オープン量子系のエネルギー変動における量子コヒーレンスの役割について議論する。
本研究の目的は,エネルギー変化の統計を,その進化後にのみ行われるエネルギー測定の関数として定義できる,エンドポイント計測方式(end-point-measurement scheme)と呼ぶ運用プロトコルを導入することである。
初期エネルギーの値に対するさらなる不確実性の価格で、このアプローチは初期量子コヒーレンスの損失を防止し、それらのエネルギー変動に対する効果を推定することができる。
熱貯留層と相互作用する3レベル量子システムを用いて,本研究の成果を報告する。
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