論文の概要: Field assisted extraction and swelling of quantum coherence for moving Unruh-DeWitt detectors

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.13917v1
• Date: Wed, 24 Jun 2020 17:48:41 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-05-12 22:16:22.708737
• Title: Field assisted extraction and swelling of quantum coherence for moving Unruh-DeWitt detectors
• Title（参考訳）: 移動型unruh-dewitt検出器の量子コヒーレンス抽出と膨潤
• Authors: Nikolaos K. Kollas, Dimitris Moustos, Kostas Blekos
• Abstract要約: 本研究では,Unruh-DeWitt検出器の動作がコヒーレンス抽出量に及ぼす影響について検討した。 静止状態の検出器と比較して、フィールドの初期エネルギーと相互作用期間の一定値に対して、一定の速度で移動する検出器と均一な加速度で移動する検出器の両方に対して、その量が大きくなることを観察する。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: We study the effects of motion for an Unruh-DeWitt detector, modeled as a two-level system, on the amount of coherence extracted, when it interacts with a massless scalar coherent field in 1+1 Minkowski spacetime. We observe that compared to a detector at rest, for certain values of the initial energy of the field and the interaction duration, the amount is larger for both a detector moving with a constant speed or uniform acceleration. This "swelling" of coherence, which becomes more intense for increasing values of velocity or acceleration, is mostly observed for short durations, when the energy of the field is larger compared to that of the detector, and for longer durations but smaller field energies. As a consequence, the rate at which coherence is lost, is sometimes slower for a moving detector than for a detector at rest.
• Abstract（参考訳）: 2段階システムとしてモデル化されたunruh-dewitt検出器の運動が、ミンコフスキー時空1+1の無質量スカラーコヒーレント場と相互作用する際に抽出されたコヒーレンス量に及ぼす影響について検討した。 我々は, 静止時の検出器と比較して, フィールドの初期エネルギーと相互作用期間の一定値において, 一定速度で移動する検出器と一様加速度で移動する検出器の両方でその量が大きくなることを観測した。 このコヒーレンスの「膨らみ」は速度や加速度の値を上げるために強くなり、磁場のエネルギーが検出器のエネルギーよりも大きい場合や、より長い期間は電場エネルギーが小さい場合などに主に観察される。 その結果、コヒーレンスが失われる速度は、静止中の検出器よりも移動検出器の方が遅い場合がある。

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