論文の概要: The resource theory of coherence for quantum channels
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.15443v1
- Date: Sat, 27 Jun 2020 20:58:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-12 07:27:38.347248
- Title: The resource theory of coherence for quantum channels
- Title(参考訳): 量子チャネルのコヒーレンスに関する資源理論
- Authors: F. H. Kamin, F. T. Tabesh, S. Salimi, and F. Kheirandish
- Abstract要約: 基底依存型量子非対称不協和は、任意の量子チャネルに対して$mathcalQI$ REC以上のものではないことを示す。
キュービットチャネルでは、コヒーレンス(REC)の相対エントロピーは対応するチョイ状態のRECと等価である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We define the quantum-incoherent relative entropy of coherence
($\mathcal{QI}$ REC) of quantum channels in the framework of the resource
theory by using the Choi-Jamiolkowsky isomorphism. Coherence-breaking channels
are introduced as free operations and their corresponding Choi states as free
states. We also show the relationship between the coherence of channel and the
quantum discord and find that basis-dependent quantum asymmetric discord can
never be more than the $\mathcal{QI}$ REC for any quantum channels. {Also}, we
prove the $\mathcal{QI}$ REC is decreasing for any divisible quantum incoherent
channel and we also claim it can be considered as the quantumness of quantum
channels. Moreover, we demonstrate that for qubit channels, the relative
entropy of coherence (REC) can be equivalent to the REC of their corresponding
Choi states and the basis-dependent quantum symmetric discord can never exceed
the coherence.
- Abstract(参考訳): 我々は、Choi-Jamiolkowsky同型を用いて、資源理論の枠組みにおける量子チャネルのコヒーレンスの量子非コヒーレント相対エントロピー($\mathcal{QI}$ REC)を定義する。
コヒーレンス破壊チャネルは自由操作として導入され、それに対応するchoi状態は自由状態として導入される。
また、チャネルのコヒーレンスと量子不協和の関係を示し、基底依存の量子非対称不協和が任意の量子チャネルに対して$\mathcal{QI}$ REC以上のものにならないことを発見した。
Also} では、任意の可除な量子非コヒーレントチャネルに対して $\mathcal{QI}$ REC が減少していることを証明し、量子チャネルの量子性と見なすこともできると主張する。
さらに、量子ビットチャネルの場合、コヒーレンス(REC)の相対エントロピーは対応するチョイ状態のRECと等価であり、基底依存性の量子対称不協和はコヒーレンスを超えないことを示した。
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