論文の概要: A superconducting nanowire spiking element for neural networks
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.15101v1
- Date: Wed, 29 Jul 2020 20:48:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-11-05 20:35:45.417466
- Title: A superconducting nanowire spiking element for neural networks
- Title(参考訳): ニューラルネットワーク用超伝導ナノワイヤスパイク素子
- Authors: Emily Toomey, Ken Segall, Matteo Castellani, Marco Colangelo, Nancy
Lynch, and Karl K. Berggren
- Abstract要約: 大規模ニューラルネットワークの成功の鍵は、スケーラブルで、従来の制御エレクトロニクスと簡単に接続できる、電力効率のよいスパイク要素である。
10aJの順にパルスエネルギーを持つ超伝導ナノワイヤからなるスパイク素子を提案する。
本装置は、屈折周期や発射閾値などの生体ニューロンの本質的特性を再現することを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: As the limits of traditional von Neumann computing come into view, the
brain's ability to communicate vast quantities of information using low-power
spikes has become an increasing source of inspiration for alternative
architectures. Key to the success of these largescale neural networks is a
power-efficient spiking element that is scalable and easily interfaced with
traditional control electronics. In this work, we present a spiking element
fabricated from superconducting nanowires that has pulse energies on the order
of ~10 aJ. We demonstrate that the device reproduces essential characteristics
of biological neurons, such as a refractory period and a firing threshold.
Through simulations using experimentally measured device parameters, we show
how nanowire-based networks may be used for inference in image recognition, and
that the probabilistic nature of nanowire switching may be exploited for
modeling biological processes and for applications that rely on stochasticity.
- Abstract(参考訳): 従来のvon neumannコンピューティングの限界が見えてくるにつれ、低消費電力スパイクを使って大量の情報を伝える脳の能力は、代替アーキテクチャのインスピレーションの源となっている。
これらの大規模ニューラルネットワークの成功の鍵は、スケーラブルで、従来の制御エレクトロニクスと容易に接続できる、電力効率のよいスパイク要素である。
本研究では,10aJ程度のパルスエネルギーを有する超伝導ナノワイヤから作製したスパイキング素子について述べる。
本装置は、屈折周期や発射閾値などの生体ニューロンの本質的特性を再現することを示した。
デバイスパラメータを実験的に測定したシミュレーションにより,ナノワイヤベースのネットワークが画像認識における推論にどのように使われるかを示し,ナノワイヤスイッチングの確率的性質は生物過程のモデル化や確率性に依存する応用に活用できることを示した。
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