論文の概要: A logic-based decision support system for the diagnosis of headache
disorders according to the ICHD-3 international classification
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2008.02747v1
- Date: Thu, 6 Aug 2020 16:26:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-11-02 07:38:25.582346
- Title: A logic-based decision support system for the diagnosis of headache
disorders according to the ICHD-3 international classification
- Title(参考訳): ICHD-3国際分類による頭痛疾患診断のための論理に基づく意思決定支援システム
- Authors: Roberta Costabile, Gelsomina Catalano, Bernardo Cuteri, Maria Concetta
Morelli, Nicola Leone, Marco Manna
- Abstract要約: HEAD-ASPは頭痛疾患の診断のための新しい意思決定支援システムである。
ICHD-3に準拠した動的アンケートを実装している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.9929696757949444
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Decision support systems play an important role in medical fields as they can
augment clinicians to deal more efficiently and effectively with complex
decision-making processes. In the diagnosis of headache disorders, however,
existing approaches and tools are still not optimal. On the one hand, to
support the diagnosis of this complex and vast spectrum of disorders, the
International Headache Society released in 1988 the International
Classification of Headache Disorders (ICHD), now in its 3rd edition: a 200
pages document classifying more than 300 different kinds of headaches, where
each is identified via a collection of specific nontrivial diagnostic criteria.
On the other hand, the high number of headache disorders and their complex
criteria make the medical history process inaccurate and not exhaustive both
for clinicians and existing automatic tools. To fill this gap, we present
HEAD-ASP, a novel decision support system for the diagnosis of headache
disorders. Through a REST Web Service, HEAD-ASP implements a dynamic
questionnaire that complies with ICHD-3 by exploiting two logical modules to
reach a complete diagnosis while trying to minimize the total number of
questions being posed to patients. Finally, HEAD-ASP is freely available
on-line and it is receiving very positive feedback from the group of
neurologists that is testing it.
- Abstract(参考訳): 医療分野における意思決定支援システムの役割は、臨床医が複雑な意思決定プロセスをより効率的かつ効果的に扱うように支援できることにある。
しかし、頭痛障害の診断においては、既存のアプローチやツールはまだ最適ではない。
一方、この複雑で広範囲にわたる障害の診断を支援するため、国際頭部疾患協会(ICHD)は1988年に国際頭部障害分類(ICHD)を第3版に発表し、300種類以上の頭痛を分類する200ページの文書を作成した。
一方、多くの頭痛障害とその複雑な基準は、医療史のプロセスが不正確であり、臨床医と既存の自動ツールの両方に不正確なものである。
このギャップを埋めるために,頭痛疾患の診断のための新しい意思決定支援システムであるHEAD-ASPを提案する。
REST Webサービスを通じて、HEAD-ASPは、ICHD-3に準拠した動的アンケートを実装し、2つの論理モジュールを使用して、患者に提示される質問の総数を最小限に抑えながら、完全な診断に到達する。
最後に、HEAD-ASPはオンラインで無料で利用可能であり、テスト中の神経学者グループから非常に肯定的なフィードバックを受けている。
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