論文の概要: Supremum of Entanglement Measure for Symmetric Gaussian States, and
Entangling Capacity
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2008.03893v2
- Date: Tue, 11 Aug 2020 00:47:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-06 16:09:09.214242
- Title: Supremum of Entanglement Measure for Symmetric Gaussian States, and
Entangling Capacity
- Title(参考訳): 対称ガウス状態に対する絡み合い測度の上限と絡み合い容量
- Authors: Jhih-Yuan Kao
- Abstract要約: 本稿では,量子演算によって生成可能な絡み合い量であるエンタングルキャパシティのバウンドを計算する方法を示す。
また、対称ガウス状態に対する負性性の上限を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this thesis there are two topics: On the entangling capacity, in terms of
negativity, of quantum operations, and on the supremum of negativity for
symmetric Gaussian states.
Positive partial transposition (PPT) states are an important class of states
in quantum information. We show a method to calculate bounds for entangling
capacity, the amount of entanglement that can be produced by a quantum
operation, in terms of negativity, a measure of entanglement. The bounds of
entangling capacity are found to be associated with how non-PPT (PPT
preserving) an operation is. A length that quantifies both entangling
capacity/entanglement and PPT-ness of an operation or state can be defined,
establishing a geometry characterized by PPT-ness. The distance derived from
the length bounds the relative entangling capability, endowing the geometry
with more physical significance.
For a system composed of permutationally symmetric Gaussian modes, by
identifying the boundary of valid states and making necessary change of
variables, the existence and exact value of the supremum of logarithmic
negativity (and negativity likewise) between any two blocks can be shown
analytically. Involving only the total number of interchangeable modes and the
sizes of respective blocks, this result is general and easy to be applied for
such a class of states.
- Abstract(参考訳): この論文には2つのトピックがある: 絡み合う能力、量子演算の負性、および対称ガウス状態に対する負性(英語版)(negativity)の上限について。
PPT状態(Positive partial transposition)は、量子情報において重要な状態のクラスである。
量子演算によって生成できる絡み合いの量である絡み合い容量の境界を、絡み合いの尺度であるネガティビティで計算する方法を示す。
絡み合う容量の境界は、操作の非PPT(PPT保存)の程度と関連している。
エンタングルキャパシティ/アンタングルメントと操作や状態のPTネスの両方を定量化する長さを定義することができ、PTネスを特徴とする幾何を確立することができる。
長さから導かれる距離は相対的絡み合い能力に縛られ、幾何学はより物理的に重要なものである。
置換対称ガウスモードからなる系では、有効状態の境界を特定し、変数の必要な変更を行うことで、任意の2つのブロック間の対数ネガティビティ(およびネガティビティ)の上限の存在と正確な値を解析的に示すことができる。
交換可能なモードの総数と各ブロックのサイズのみを含むこの結果は、そのような状態のクラスに対して一般的かつ容易に適用できる。
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