論文の概要: Collusion attack and counterattack on the quantum key agreement via
non-maximally entangled cluster states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.10002v1
- Date: Tue, 20 Oct 2020 04:21:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-28 05:50:46.775148
- Title: Collusion attack and counterattack on the quantum key agreement via
non-maximally entangled cluster states
- Title(参考訳): 非最大絡み合ったクラスター状態による量子鍵合意に対する衝突攻撃と反撃
- Authors: Jun Gu and Tzonelih Hwang
- Abstract要約: Liらは、非最大絡み合っているクラスタ状態を介して、マルチパーティの量子鍵合意プロトコルを提案した。
この研究は、Liらのプロトコルが衝突攻撃に苦しむような抜け穴を指摘する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.20767168898581634
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Recently, Li et al. (Int J Theor Phys: DOI: 10.1007/s10773-020-04588-w, 2020)
proposed a multiparty quantum key agreement protocol via non-maximally
entangled cluster states. They claimed that the proposed protocol can help all
the involved participants have equal influence on the final shared key.
However, this study points out a loophole that makes Li et al.'s protocol
suffer from a collusion attack, i.e. several dishonest participants can
conspire to manipulate the final shared key without being detected by others.
To avoid this loophole, an improvement is proposed here.
- Abstract(参考訳): 最近、Li et al. (Int J Theor Phys: DOI: 10.1007/s10773-020-04588-w, 2020) は、非最大エンタングルクラスタ状態を介して、マルチパーティ量子鍵合意プロトコルを提案した。
提案されたプロトコルは、すべての参加者が最終共有キーに等しく影響を及ぼすのに役立つと主張している。
しかし,本研究では,Liなどのプロトコルが共謀攻撃に悩まされるような抜け穴が指摘されており,複数の不正直な参加者が他者によって検出されることなく,最後の共有鍵を操作することを共謀することができる。
この抜け穴を避けるため、ここで改善を提案する。
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