論文の概要: The Min-entropy as a Resource for One-Shot Private State Transfer,
Quantum Masking and State Transition
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.14796v1
- Date: Wed, 28 Oct 2020 07:30:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-27 06:33:18.018173
- Title: The Min-entropy as a Resource for One-Shot Private State Transfer,
Quantum Masking and State Transition
- Title(参考訳): ミニエントロピー : ワンショット・プライベート・ステート・トランスファー、量子マスキング、状態遷移の資源として
- Authors: Seok Hyung Lie and Seongjeon Choi and Hyunseok Jeong
- Abstract要約: 純二部状態の絡み合いの最小エントロピーは、プライベートに転送可能な量子ビットの最大数であることを示す。
量子状態のミンエントロピーは、触媒的に脱相できる量子状態の半分の大きさであることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We give an operational meaning to the min-entropy of a quantum state as a
resource measure for various interconnected tasks. In particular, we show that
the min-entropy without smoothing measures the amount of quantum information
that can be hidden or encoded perfectly in the one-shot setting when the
quantum state is used as a randomness/correlation source. First, we show that
the min-entropy of entanglement of a pure bipartite state is the maximum number
of qubits privately transferable when the state is used as quantum one-time
pad. Then, through the equivalence of quantum secret sharing(QSS)-like
protocols, it is also shown that the min-entropy of a quantum state is the
maximum number of qubits that can be masked when the state is used as a
randomness source for a quantum masking process. Consequently we show that the
min-entropy of a quantum state is the half of the size of quantum state it can
catalytically dephase.This gives a necessary and sufficient condition for
catalysts for state transition processes.
- Abstract(参考訳): 我々は、様々な相互接続されたタスクの資源測度として量子状態のミンエントロピーに操作的意味を与える。
特に、平滑化を伴わないミンエントロピーは、量子状態がランダム/相関源として使用される場合、ワンショット設定で完全に隠蔽またはエンコードできる量子情報の量を測定する。
まず, 純二成分状態の絡み合いの最小エントロピーは, 状態が量子ワンタイムパッドとして使用されるとき, プライベート転送可能な量子ビットの最大数であることを示す。
そして、量子秘密共有(QSS)のようなプロトコルの等価性を通じて、量子状態の最小エントロピーが量子マスキングプロセスのランダムネス源として使用されるとき、マスクできる量子ビットの最大数であることを示す。
その結果、量子状態のミンエントロピーは、触媒により脱相できる量子状態の半分の大きさであり、状態遷移過程の触媒にとって必要十分条件となる。
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