論文の概要: Quantum Private Information Retrieval for Quantum Messages
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2101.09041v1
- Date: Fri, 22 Jan 2021 10:28:32 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-14 06:28:53.622669
- Title: Quantum Private Information Retrieval for Quantum Messages
- Title(参考訳): 量子メッセージのための量子プライベート情報検索
- Authors: Seunghoan Song and Masahito Hayashi
- Abstract要約: 量子メッセージのための量子プライベート情報検索(QPIR)は、1つまたは複数のサーバから複数の量子状態のうちの1つを、どの状態が検索されたかを明らかにすることなく取得するプロトコルである。
我々はQPIRを,サーバがメッセージ状態の1つのコピーを含むブラインド設定と,サーバがメッセージ状態の記述を含む可視設定の2つの異なる設定で検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 71.78056556634196
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum private information retrieval (QPIR) for quantum messages is the
protocol in which a user retrieves one of the multiple quantum states from one
or multiple servers without revealing which state is retrieved. We consider
QPIR in two different settings: the blind setting, in which the servers contain
one copy of the message states, and the visible setting, in which the servers
contain the description of the message states. One trivial solution in both
settings is downloading all states from the servers and the main goal of this
paper is to find more efficient QPIR protocols. First, we prove that the
trivial solution is optimal for one-server QPIR in the blind setting. In
one-round protocols, the same optimality holds even in the visible setting. On
the other hand, when the user and the server share entanglement, we prove that
there exists an efficient one-server QPIR protocol in the blind setting.
Furthermore, in the visible setting, we prove that it is possible to construct
symmetric QPIR protocols in which the user obtains no information of the
non-targeted messages. We construct three two-server symmetric QPIR protocols
for pure states. Note that symmetric classical PIR is impossible without shared
randomness unknown to the user.
- Abstract(参考訳): 量子プライベート情報検索(Quantum Private Information Search、QPIR)とは、ユーザが1つまたは複数のサーバから複数の量子状態の1つを検索するプロトコルである。
我々はQPIRを,サーバがメッセージ状態の1つのコピーを含むブラインド設定と,サーバがメッセージ状態の記述を含む可視設定の2つの異なる設定で検討する。
両設定の簡単な解決策は、サーバからすべての状態をダウンロードすることであり、本論文の主目的は、より効率的なQPIRプロトコルを見つけることである。
まず、簡単な解法がブラインド環境でのワンサーバQPIRに最適であることを示す。
1ラウンドプロトコルでは、可視設定でも同じ最適性が保たれる。
一方、ユーザとサーバが絡み合う場合、ブラインド設定に効率的なワンサーバQPIRプロトコルが存在することが証明される。
さらに、可視環境では、ユーザがターゲット外メッセージの情報を入手しない対称QPIRプロトコルを構築することが可能であることを示す。
純状態のための2サーバ対称QPIRプロトコルを3つ構築する。
対称古典的PIRは、ユーザが知らない共有ランダム性なしでは不可能である。
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論文 参考訳(メタデータ) (2020-01-13T18:12:20Z)
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