論文の概要: Finite-temperature, anharmonicity, and Duschinsky effects on the two-dimensional electronic spectra from ab initio thermo-field Gaussian wavepacket dynamics

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2101.12251v3
• Date: Fri, 19 Mar 2021 11:52:30 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-04-13 11:22:49.033420
• Title: Finite-temperature, anharmonicity, and Duschinsky effects on the two-dimensional electronic spectra from ab initio thermo-field Gaussian wavepacket dynamics
• Title（参考訳）: ab initio温度場ガウス波束ダイナミクスからの2次元電子スペクトルに対する有限温度、非調和性およびダッチンスキー効果
• Authors: Tomislav Begu\v{s}i\'c and Ji\v{r}\'i Van\'i\v{c}ek
• Abstract要約: 我々は、熱場力学の概念を用いて、直感的なウェーブパペットに基づく解釈に結びつく、正確な有限温度表現を導出する。 厳密な熱場力学アプローチと、ウェーブパケット力学のソードガウス近似を組み合わせることにより、有限温度2次元スペクトルの効率的な計算法を得る。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: Accurate description of finite-temperature vibrational dynamics is indispensable in the computation of two-dimensional electronic spectra. Such simulations are often based on the density matrix evolution, statistical averaging of initial vibrational states, or approximate classical or semiclassical limits. While many practical approaches exist, they are often of limited accuracy and difficult to interpret. Here, we use the concept of thermo-field dynamics to derive an exact finite-temperature expression that lends itself to an intuitive wavepacket-based interpretation. Furthermore, an efficient method for computing finite-temperature two-dimensional spectra is obtained by combining the exact thermo-field dynamics approach with the thawed Gaussian approximation for the wavepacket dynamics, which is exact for any displaced, distorted, and Duschinsky-rotated harmonic potential but also accounts partially for anharmonicity effects in general potentials. Using this new method, we directly relate a symmetry breaking of the two-dimensional signal to the deviation from the conventional Brownian oscillator picture.
• Abstract（参考訳）: 有限温度振動の正確な記述は二次元電子スペクトルの計算に不可欠である。 このようなシミュレーションは、しばしば密度行列の進化、初期振動状態の統計的平均化、あるいは近似古典的あるいは半古典的極限に基づいている。 多くの実用的なアプローチが存在するが、それらはしばしば限られた精度と解釈が難しい。 ここでは、熱場力学の概念を用いて、直観的なウェーブパックに基づく解釈に応用できる正確な有限温度式を導出する。 さらに、有限温度2次元スペクトルの効率的な計算法は、正確な熱場力学アプローチと、任意の変位、歪んだ、ダスチンスキー回転した高調波ポテンシャルに対して正確なウェーブパックダイナミクスのソードガウス近似を組み合わせることで得られる。 この新しい手法により,2次元信号の対称性の破れを従来のブラウン振動子像からの偏差と直接関連付ける。

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