論文の概要: Optically induced sieve effect for nanoparticles near a nanofiber taper
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.04735v2
- Date: Tue, 16 Mar 2021 04:08:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-12 03:27:07.384339
- Title: Optically induced sieve effect for nanoparticles near a nanofiber taper
- Title(参考訳): ナノファイバーテーパ近傍のナノ粒子に対する光誘起シーブ効果
- Authors: Mark Sadgrove, Takaaki Yoshino, Masakazu Sugawara, Yasuyoshi
Mitsumori, and Keiichi Edamatsu
- Abstract要約: 我々は、100nmの直径と150nmの金ナノスフィア(GNS)が、異なる光力でテーパー領域のエバネッセント場に閉じ込められていることを示す。
この結果から,ナノフォトニクスデバイスにおけるモードの挙動を生かして,高精細な光学的操作を受動的に実現できることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We demonstrate size selective optical trapping and transport for
nanoparticles near an optical nanofiber taper. Using a two-wavelength,
counter-propagating mode configuration, we show that 100 nm diameter and 150 nm
diameter gold nanospheres (GNSs) are trapped by the evanescent field in the
taper region at different optical powers. Conversely, when one nanoparticle
species is trapped the other may be transported, leading to a sieve-like
effect. Our results show that sophisticated optical manipulation can be
achieved in a passive configuration by taking advantage of mode behavior in
nanophotonics devices.
- Abstract(参考訳): ナノファイバーテーパ近傍のナノ粒子に対して, サイズ選択的な光トラップと輸送を示す。
2波長の逆伝搬モード構成を用いて、100nmの直径と150nmの金ナノスフィア(GNS)が、異なる光力でテーパ領域のエバネッセント場に閉じ込められていることを示す。
逆に、1つのナノ粒子が閉じ込められた場合、もう1つのナノ粒子が輸送され、シーブのような効果をもたらす。
以上の結果から, ナノフォトニクス素子のモード挙動を活かし, パッシブな構成で高度な光学操作を実現することができた。
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