論文の概要: Few-mode-fiber technology fine-tunes losses of quantum communication
systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.05018v3
- Date: Tue, 5 Oct 2021 15:27:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-08 18:14:56.981837
- Title: Few-mode-fiber technology fine-tunes losses of quantum communication
systems
- Title(参考訳): 量子通信システムの微細構造損失の少ないモードファイバ技術
- Authors: A. Alarc\'on, J. Argillander, G. Lima, G. B. Xavier
- Abstract要約: 量子通信の時間ビンは長距離では実用的ではない。
角運動量モードで動作する数モードのファイバー空間分割多重化プラットフォームを提案する。
我々は,500mの最小モードファイバ上での量子暗号のための位相符号化単一光子状態の伝送に成功して提案手法を実験的に実証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A natural choice for quantum communication is to use the relative phase
between two paths of a single-photon for information encoding. This method was
nevertheless quickly identified as impractical over long distances and thus a
modification based on single-photon time-bins has then become widely adopted.
It however, introduces a fundamental loss, which increases with the dimension
and that limits its application over long distances. Here, we are able to solve
this long-standing hurdle by employing a few-mode fiber space-division
multiplexing platform working with orbital angular momentum modes. In our
scheme, we maintain the practicability provided by the time-bin scheme, while
the quantum states are transmitted through a few-mode fiber in a configuration
that does not introduce post-selection losses. We experimentally demonstrate
our proposal by successfully transmitting phase-encoded single-photon states
for quantum cryptography over 500 m of few-mode fiber, showing the feasibility
of our scheme.
- Abstract(参考訳): 量子通信の自然な選択は、情報の符号化に単一光子の2つの経路間の相対位相を使用することである。
しかし、この方法は長距離では実用的でないとすぐに認識され、単光子時間ビンに基づく修正が広く採用されるようになった。
しかし、それは次元によって増大し、長距離での応用を制限する基本的な損失をもたらす。
ここでは、軌道角運動量モードで動作する数モードのファイバー空間分割多重化プラットフォームを使用することで、この長年にわたるハードルを解決できる。
提案方式では,時間ビン方式による実行可能性を維持し,量子状態は選択後の損失を生じさせない構成で数モードのファイバを介して伝達される。
量子暗号のための位相エンコードされた単一光子状態を500mの少数モードファイバで伝送することで,提案手法の有効性を実証した。
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