論文の概要: Evaporation of black holes in flat space entangled with an auxiliary
universe
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.00183v2
- Date: Sun, 26 Sep 2021 16:44:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-05 22:27:29.134403
- Title: Evaporation of black holes in flat space entangled with an auxiliary
universe
- Title(参考訳): 補助宇宙に絡み合った平坦空間におけるブラックホールの蒸発
- Authors: Akihiro Miyata, Tomonori Ugajin
- Abstract要約: 熱場二重型絡み合い状態は、2つの非連結宇宙に対して$A$と$B$について研究する。
絡み合う温度を上げると、このブラックホールは状態の応力エネルギーテンソルから逆反応を受ける。
ブラックホールによる宇宙の局所的な操作は、2つの宇宙間の絡み合いを妨害する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.332560004325655
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We study a thermofield double type entangled state on two disjoint universes
$A$ and $B$, where one of the universes is asymptotically flat containing a
black hole. As we increase the entanglement temperature, this black hole
receives back-reaction from the stress energy tensor of the state. This results
in lengthening of the wormhole region in the black hole interior, and
decreasing of its horizon area, both of which are key features of an
evaporating black hole. We then compute the entanglement entropy on the
universe $A$ through the island formula, and argue that it naturally follows
the Page curve of an evaporating black hole in flat space. We also study the
effects of local operations in the gravitating universe with the black hole. We
find that they accelerate the evaporation of the black hole, therefore disrupt
the entanglement between two universes. Furthermore, we observe that depending
on whether the operation can be regarded as an LOCC or not, the behavior of the
entanglement entropy changes. In particular, when the operation is made neither
in the entanglement wedge of the radiation system or that of the black hole,
the transition between the island phase and the no-island phase can happen
multiple times.
- Abstract(参考訳): 熱場二重型エンタングル状態は、ブラックホールを含む漸近的に平坦な2つの解離した宇宙に対して$A$と$B$で研究される。
エンタングルメント温度が上昇すると、このブラックホールは状態の応力エネルギーテンソルからバックリアクションを受ける。
これにより、ブラックホール内部のワームホール領域の延長と地平線面積の減少が達成され、どちらも蒸発するブラックホールの重要な特徴である。
次に、島式を通して宇宙上の絡み合いエントロピーを計算し、平らな空間で蒸発するブラックホールのページ曲線を自然に追従すると主張している。
また,ブラックホールを用いた重力宇宙における局所操作の効果についても検討した。
ブラックホールの蒸発を加速し、2つの宇宙間の絡み合いを乱す。
さらに, 操作をloccと見なすことができるか否かによって, 絡み合いエントロピーの挙動が変化することを観察した。
特に、放射線系の絡み合いやブラックホールの絡み合いでは操作を行わない場合には、島相と非島相の遷移を複数回行うことができる。
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