論文の概要: Superconducting Acousto-optic Phase Modulator
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.11508v1
- Date: Fri, 23 Apr 2021 09:49:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-02 15:10:23.694701
- Title: Superconducting Acousto-optic Phase Modulator
- Title(参考訳): 超電導音響光学位相変調器
- Authors: Ayato Okada, Rekishu Yamazaki, Maria Fuwa, Atsushi Noguchi, Yuya
Yamaguchi, Atsushi Kanno, Naokatsu Yamamoto, Yuji Hishida, Hirotaka Terai,
Yutaka Tabuchi, Koji Usami, and Yasunobu Nakamura
- Abstract要約: ニオブ酸リチウム基板上に作製した超伝導アコスト光位相変調器の開発について報告する。
現在の装置の簡単な拡張を推定し、$V_pi=$ 0.27Vで効率的な変調を実現する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.491548831032455
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We report the development of a superconducting acousto-optic phase modulator
fabricated on a lithium niobate substrate. A titanium-diffused optical
waveguide is placed in a surface acoustic wave resonator, where the electrodes
for mirrors and an interdigitated transducer are made of a superconducting
niobium titanium nitride thin film. The device performance is evaluated as a
substitute for the current electro-optic modulators, with the same fiber
coupling scheme and comparable device size. Operating the device at a cryogenic
temperature (T=8K), we observe the length-half-wave-voltage (length-$V_\pi$)
product of 1.78 V$\cdot$cm. Numerical simulation is conducted to reproduce and
extrapolate the performance of the device. An optical cavity with mirror
coating on the input/output facets of the optical waveguide is tested for
further enhancement of the modulation efficiency. A simple extension of the
current device is estimated to achieve an efficient modulation with $V_\pi=$
0.27 V.
- Abstract(参考訳): ニオブ酸リチウム基板上に作製した超伝導音響光学位相変調器の開発について報告する。
表面音響波共振器にチタン拡散光導波路を配置し、鏡用電極とデジタルトランスデューサとを超伝導窒化チタン窒化チタン薄膜で形成する。
デバイス性能は、同じファイバカップリング方式と同等のデバイスサイズで、現在の電気光学変調器の代替として評価される。
極低温(t=8k)で装置を操作すると、長さ半波長(v_\pi$)の積は 1.78 v$\cdot$cm となる。
数値シミュレーションを行い、装置の性能を再現・外挿する。
光導波路の入出力面にミラーコーティングを施した光キャビティを試験し、変調効率をさらに向上させる。
現在の装置の簡単な拡張を推定し、$V_\pi=$ 0.27Vで効率的な変調を実現する。
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