論文の概要: Fast and Simple One-Way High-Dimensional Quantum Key Distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2105.04733v3
- Date: Thu, 21 Jul 2022 11:06:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-31 21:12:46.931863
- Title: Fast and Simple One-Way High-Dimensional Quantum Key Distribution
- Title(参考訳): 高速かつ簡便な1ウェイ高次元量子鍵分布
- Authors: Kfir Sulimany, Rom Dudkiewicz, Simcha Korenblit, Hagai S. Eisenberg,
Yaron Bromberg, Michael Ben-Or
- Abstract要約: 高次元量子鍵分布(QKD)は、安全な鍵レートで究極のセキュアな通信を提供する。
この作業は、ソフトウェア更新だけで既にインストールされているQKDシステムの性能を向上させる大きな可能性を秘めている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: High-dimensional quantum key distribution (QKD) provides ultimate secure
communication with secure key rates that cannot be obtained by QKD protocols
with binary encoding. However, so far the proposed protocols required
additional experimental resources, thus raising the cost of practical
high-dimensional systems and limiting their use. Here, we analyze and
demonstrate a novel scheme for fiber-based arbitrary-dimensional QKD, based on
the most popular commercial hardware for binary time bins encoding. Quantum
state transmission is tested over 40 km channel length of standard single-mode
fiber, exhibiting a two-fold enhancement of the secret key rate in comparison
to the binary Coherent One Way (COW) protocol, without introducing any hardware
modifications. This work holds a great potential to enhance the performance of
already installed QKD systems by software update alone.
- Abstract(参考訳): 高次元量子鍵分布(qkd)は、バイナリエンコーディングでqkdプロトコルでは取得できないセキュアな鍵レートで究極のセキュアな通信を提供する。
しかし、提案されたプロトコルには追加の実験資源が必要であり、実用的な高次元システムのコストが上がり、使用が制限された。
ここでは、二値時間ビン符号化のための最も一般的な商用ハードウェアに基づいて、ファイバベース任意次元QKDの新しいスキームを解析、実証する。
量子状態伝達は、標準の単一モードファイバーの40kmチャネル長で試験され、ハードウェアの変更を導入することなく、バイナリコヒーレント・ワンウェイ(COW)プロトコルと比較して秘密鍵レートを2倍に向上させる。
この作業は、ソフトウェアアップデートだけでインストール済みのqkdシステムの性能を向上させる大きな可能性を秘めている。
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