論文の概要: Security of quantum key distribution with intensity correlations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2105.11165v2
- Date: Fri, 3 Dec 2021 11:55:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-29 23:22:30.371873
- Title: Security of quantum key distribution with intensity correlations
- Title(参考訳): 強度相関を用いた量子鍵分布のセキュリティ
- Authors: V\'ictor Zapatero, \'Alvaro Navarrete, Kiyoshi Tamaki, Marcos Curty
- Abstract要約: 高速デコイ状態QKDシステムでは、後続パルス間の強度相関がユーザの強度設定に関する情報をリークする。
そこで我々は,デコイ状態QKDのセキュリティ解析に任意の強度相関を組み込む手法を開発した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The decoy-state method in quantum key distribution (QKD) is a popular
technique to approximately achieve the performance of ideal single-photon
sources by means of simpler and practical laser sources. In high-speed
decoy-state QKD systems, however, intensity correlations between succeeding
pulses leak information about the users' intensity settings, thus invalidating
a key assumption of this approach. Here, we solve this pressing problem by
developing a general technique to incorporate arbitrary intensity correlations
to the security analysis of decoy-state QKD. This technique only requires to
experimentally quantify two main parameters: the correlation range and the
maximum relative deviation between the selected and the actually emitted
intensities. As a side contribution, we provide a non-standard derivation of
the asymptotic secret key rate formula from the non-asymptotic one, in so
revealing a necessary condition for the significance of the former.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布におけるデコイ状態法(英語版)(QKD)は、より単純で実用的なレーザー源を用いて理想的な単一光子源の性能を概ね達成するための一般的な手法である。
しかし、高速デコイ状態QKDシステムでは、後続パルス間の強度相関がユーザの強度設定に関する情報を漏洩させ、このアプローチの重要な仮定を無効にする。
ここでは, 任意の強度相関をデコイ状態QKDのセキュリティ解析に組み込む一般的な手法を開発することにより, このプレス問題を解く。
この手法は、選択された強度と実際に放出された強度との間の相関範囲と最大相対偏差の2つの主要なパラメータを実験的に定量化する必要がある。
副作用として,非漸近鍵率式を非漸近鍵率式から非標準導出することにより,前者の意義に必要条件を明らかにする。
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