論文の概要: Conserved Quantities and Measurements
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2108.08342v2
- Date: Thu, 26 Aug 2021 15:36:33 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-18 03:08:17.341246
- Title: Conserved Quantities and Measurements
- Title（参考訳）: 保存量と測定
- Authors: Edward J. Gillis
- Abstract要約: 測定可能な観測値の固有状態にないシステム上で測定を行う場合、いくつかの保存法が違反されたと仮定されることが多い。
特定の状態におけるシステムの準備は、必ずしも装置とシステムの間の相互作用を伴う。
この装置は測定されたシステムと比較して非常に多くの自由度を持っているため、装置状態の非常に小さな差でさえ、問題となる量の厳密な保存から知覚される偏差を考慮に入れるのに十分である。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: When a measurement is made on a system that is not in an eigenstate of the
measured observable, it is often assumed that some conservation law has been
violated. Discussions of the effect of measurements on conserved quantities
often overlook the possibility of entanglement between the measured system and
the preparation apparatus. The preparation of a system in any particular state
necessarily involves interaction between the apparatus and the system. Since
entanglement is a generic result of interaction, as shown by Gemmer and
Mahler[1], and by Durt[2,3] one would expect some nonzero entanglement between
apparatus and measured system, even though the amount of such entanglement is
extremely small. Because the apparatus has an enormous number of degrees of
freedom relative to the measured system, even a very tiny difference between
the apparatus states that are correlated with the orthogonal states of the
measured system can be sufficient to account for the perceived deviation from
strict conservation of the quantity in question. Hence measurements need not
violate conservation laws.
- Abstract（参考訳）: 測定可能な観測値の固有状態にないシステム上で測定を行う場合、いくつかの保存法が違反されたと仮定されることが多い。
保存量に及ぼす測定の影響に関する考察は, 測定システムと調製装置との絡み合いの可能性を見落としていることが多い。
特定の状態におけるシステムの準備は、必ずしも装置とシステムの間の相互作用を伴う。
絡み合いは、gemmer と mahler[1] によって示されるように、相互作用の一般的な結果であるため、durt[2,3] では、そのような絡み合いの量は極めて小さいにもかかわらず、装置と測定システムの間の非ゼロ絡み合いが期待できる。
測定装置は測定装置と比較して非常に多くの自由度を有するため、測定装置の直交状態と相関する装置状態の非常に小さな差でさえ、問題となる量の厳密な保存から認識される偏差を考慮に入れるのに十分である。
したがって、測定は保存法に違反する必要はない。
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