論文の概要: Phase-stable source of high-quality three-photon polarization
entanglement by cascaded downconversion
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2108.08662v1
- Date: Thu, 19 Aug 2021 12:49:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-18 01:16:53.875377
- Title: Phase-stable source of high-quality three-photon polarization
entanglement by cascaded downconversion
- Title(参考訳): カスケードダウンコンバージョンによる高品質三光子偏光エンタングルメントの位相安定源
- Authors: Zachary M.E. Chaisson, Patrick F. Poitras, Mica\"el Richard, Yannick
Castonguay-Page, Paul-Henry Glinel, V\'eronique Landry, Deny R. Hamel
- Abstract要約: 偏光度自由度において位相安定な絡み合いの源を提供する。
我々は、理想的なGHZ状態を持つ96%以上の忠実度を持つ状態を生成する。
我々は、このソースがマルチ光子絡み合いを必要とするアプリケーションに有用なツールになることを期待している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Stable sources of entangled photons are important requirements for quantum
communications. In recent years, cascaded downconversion has been demonstrated
as an effective method of directly producing three-photon entanglement.
However, to produce polarization entanglement these sources have until now
relied on intricate active phase stabilization schemes, thus limiting their
robustness and usability. In this work, we present a completely phase-stable
source of three-photon entanglement in the polarization degree of freedom. With
this source, which is based on a cascade of two pair sources based on Sagnac
configurations, we produce states with over 96\% fidelity with an ideal GHZ
state. Moreover, we demonstrate the stability of the source over several days
without any ongoing optimization. We expect this source to be a useful tool for
applications requiring multiphoton entanglement, such as quantum secret sharing
and producing heralded entangled photon pairs.
- Abstract(参考訳): 安定な絡み合った光子の源は、量子通信の重要な要件である。
近年では、3光子エンタングルメントを直接生成する有効な方法としてカスケードダウンコンバージョンが実証されている。
しかし、分極エンタングルメントを生成するために、これらのソースは、これまで複雑なアクティブフェイズ安定化スキームに依存していたため、その堅牢性とユーザビリティが制限された。
本研究では、偏光度の自由度における三光子絡みの完全位相安定な源を示す。
sagnac構成に基づく2つのペアソースのカスケードに基づくこのソースにより、理想のghz状態を持つ96\%以上の忠実度を持つ状態を生成する。
さらに、最適化を継続することなく、数日間にわたってソースの安定性を実証する。
このソースは、量子シークレット共有や隠蔽光子対の生成など、多光子絡み合いを必要とするアプリケーションに有用なツールとして期待できる。
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