論文の概要: Multi-stage Clarification in Conversational AI: The case of
Question-Answering Dialogue Systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.15235v1
- Date: Thu, 28 Oct 2021 15:45:44 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-10-29 15:29:28.044224
- Title: Multi-stage Clarification in Conversational AI: The case of
Question-Answering Dialogue Systems
- Title(参考訳): 会話型AIの多段階的解明 : 質問応答対話システムの場合
- Authors: Hadrien Lautraite, Nada Naji, Louis Marceau, Marc Queudot, Eric
Charton
- Abstract要約: 対話型質問応答や会話型検索など,様々な情報検索タスクにおいて,明確化の解決が重要な役割を担っている。
そこで本稿では,質問応答対話システムのコンテキストにおいて,質問の明確化とクエリ選択を促すための多段階的明確化機構を提案する。
提案手法は,ユーザエクスペリエンス全体の改善と,競合するベースラインを2つのデータセットで比較する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.27998963147546135
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: Clarification resolution plays an important role in various information
retrieval tasks such as interactive question answering and conversational
search. In such context, the user often formulates their information needs as
short and ambiguous queries, some popular search interfaces then prompt the
user to confirm her intent (e.g. "Did you mean ... ?") or to rephrase if
needed. When it comes to dialogue systems, having fluid user-bot exchanges is
key to good user experience. In the absence of such clarification mechanism,
one of the following responses is given to the user: 1) A direct answer, which
can potentially be non-relevant if the intent was not clear, 2) a generic
fallback message informing the user that the retrieval tool is incapable of
handling the query. Both scenarios might raise frustration and degrade the user
experience. To this end, we propose a multi-stage clarification mechanism for
prompting clarification and query selection in the context of a question
answering dialogue system. We show that our proposed mechanism improves the
overall user experience and outperforms competitive baselines with two
datasets, namely the public in-scope out-of-scope dataset and a commercial
dataset based on real user logs.
- Abstract(参考訳): 対話型質問応答や対話型検索など,様々な情報検索タスクにおいて,明確化解決が重要な役割を果たす。
このような文脈では、ユーザは情報要求を短くあいまいなクエリとして定式化し、一般的な検索インターフェースによっては、ユーザが自分の意図(例えば "Did you means ... ?" など)を確認するように促したり、必要であればリフレクションを行う。
対話システムに関しては、流動的なユーザとボットの交換が、優れたユーザエクスペリエンスの鍵となります。
このような明確化機構がない場合、ユーザには以下の応答の1つが与えられる。
1) 意図が明確でない場合は,無関係となる可能性のある直接回答
2) 検索ツールがクエリを処理できないことをユーザに通知する一般的なフォールバックメッセージ。
どちらのシナリオもフラストレーションを引き起こし、ユーザエクスペリエンスを劣化させる可能性がある。
そこで本研究では,質問応答対話システムの文脈における明確化と問合せ選択を促す多段階的明確化機構を提案する。
提案手法は,ユーザエクスペリエンス全体の改善と,実際のユーザログに基づく公開スコープ外データセットと商用データセットという,2つのデータセットによる競合ベースラインの向上を示す。
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論文 参考訳(メタデータ) (2020-05-05T14:30:20Z)
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