論文の概要: Dynamic Transport Characteristics of Side-Coupled Double
Quantum-Impurity Systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2112.08591v1
- Date: Thu, 16 Dec 2021 03:28:35 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-04 09:46:32.770512
- Title: Dynamic Transport Characteristics of Side-Coupled Double
Quantum-Impurity Systems
- Title（参考訳）: 側結合二重量子不純物系の動的輸送特性
- Authors: YiJie Wang, JianHua Wei
- Abstract要約: 輸送電流は、結合強度が低い場合やクーロン結合時に単一の量子ドットのように振る舞う。
電流発振の振幅は、$W$と正の相関と$U$と負の相関に存在する。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 3.9150069025045164
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: A systematic study is made on the time-dependent dynamic transport
characteristics of the side-coupled double quantum-impurity system based on the
hierarchical equations of motion. It is found that the transport current
behaves like a single quantum dot when the coupling strength is low during
tunneling or coulomb coupling. The dynamic current oscillates due to the
temporal coherence of the electron tunneling device only when the tunneling
transition is coupled. The oscillation frequency of the transport current is
related to the step voltage applied by the lead, while the $T$, e-e interaction
$U$ and the bandwidth $W$ have little influence. The amplitude of the current
oscillation exists in positive correlation with $W$ and negative correlation
with $U$. With the increase in coupling $t_{12}$ between impurities, the ground
state of the system changes from a Kondo singlet of one impurity to a
spin-singlet of two impurities. Moreover, lowering the temperature could
promote the Kondo effect to intensify the oscillation of the dynamic current.
When only the coulomb transition is coupled, it is found that the two split-off
Hubbard peaks move upward and have different interference effects on the Kondo
peak at the Fermi surface with the increase in $U_{12}$, from the dynamics
point of view.
- Abstract（参考訳）: 階層的運動方程式に基づく側結合型二重量子不純物系の時間依存動的輸送特性に関する体系的研究を行った。
トンネルやクーロンカップリング中に結合強度が低くなると、トランスポート電流は単一の量子ドットのように振る舞うことが判明した。
動的電流は、トンネル遷移が結合されたときにのみ電子トンネル装置の時間的コヒーレンスにより発振する。
搬送電流の発振周波数はリードが印加するステップ電圧と関係し、t$, e-e 相互作用 $u$ と帯域幅 $w$ は影響が少ない。
電流振動の振幅は、$W$と正の相関と$U$と負の相関に存在する。
不純物間のカップリング$t_{12}$の増加により、系の基底状態は1つの不純物のコンド一重項から2つの不純物のスピンシンクレットへと変化する。
また、温度を下げることで近藤効果が促進され、動的電流の振動が増大する。
クーロン転移のみを結合すると、2つの分割されたハバードピークが上向きに移動し、フェルミ面のコンドピークに異なる干渉効果を持つことが明らかとなり、ダイナミックスの観点からは$U_{12}$が増加する。
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