論文の概要: Time-resolved quantum correlations in electronic noise
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.09068v1
- Date: Sat, 13 Apr 2024 19:34:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-16 17:24:26.020154
- Title: Time-resolved quantum correlations in electronic noise
- Title(参考訳): 電子ノイズにおける時間分解量子相関
- Authors: Jean-Olivier Simoneau, Sébastien Jezouin, Christian Lupien, Bertrand Reulet,
- Abstract要約: 電流変動の相関が$t$と$t+tau$が$V(t)$にどのように依存するかを実験的に示す。
超伝導接合におけるアク・ジョセフソン効果の対向を、通常の非超伝導メソスコピックデバイスに示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 28.32223907511862
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The statistics of quantum transport in nanostructures can be tailored by a time-dependent bias voltage $V(t)$. We demonstrate experimentally how correlations of current fluctuations at two different times $t$ and $t+\tau$ depend on the shape of $V(t)$ via the phase accumulated by the electronic wavefunctions between $t$ and $t+\tau$. For this we measure the current-current correlation of the shot noise of an ac+dc biased tunnel junction using a 10 GHz bandwidth, time-resolved detection. Our result allows to explore correlations within a single excitation period. It demonstrates the counterpart of the ac Josephson effect in superconducting junctions, to a normal, non-superconducting mesoscopic device.
- Abstract(参考訳): ナノ構造における量子輸送の統計は、時間依存バイアス電圧$V(t)$によって調整することができる。
実験により、電流変動の相関が、$t$ と $t+\tau$ の間の電子波動関数によって蓄積される位相を介して、$V(t)$ の形状に依存することを示した。
そこで本研究では,10GHz帯,時間分解検出を用いて,ac+dcバイアストンネル接合のショットノイズの電流相関を測定した。
この結果から,1回の励起期間内で相関関係の探索が可能となった。
超伝導接合におけるアク・ジョセフソン効果の対向を、通常の非超伝導メソスコピックデバイスに示す。
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