論文の概要: Localization and delocalization properties in quasi-periodically driven
one-dimensional disordered system
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2202.08582v1
- Date: Thu, 17 Feb 2022 10:59:31 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-25 12:58:02.576990
- Title: Localization and delocalization properties in quasi-periodically driven
one-dimensional disordered system
- Title(参考訳): 準周期駆動1次元乱れ系の局在と非局在化特性
- Authors: Hiroaki S. Yamada and Kensuke S. Ikeda
- Abstract要約: M$色準周期高調波による時間連続1次元アンダーソンモデルにおける量子拡散の局在と非局在化について検討した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Localization and delocalization of quantum diffusion in time-continuous
one-dimensional Anderson model perturbed by the quasi-periodic harmonic
oscillations of $M$ colors is investigated systematically, which has been
partly reported by the preliminary letter [PRE {\bf 103}, L040202(2021)]. We
investigate in detail the localization-delocalization characteristics of the
model with respect to three parameters: the disorder strength $W$, the
perturbation strength $\epsilon$ and the number of the colors $M$ which plays
the similar role of spatial dimension. In particular, attentions are focused on
the presence of localization-delocalization transition (LDT) and its critical
properties. For $M\geq 3$ the LDT exists and a normal diffusion is recovered
above a critical strength $\epsilon$, and the characteristics of diffusion
dynamics mimic the diffusion process predicted for the stochastically perturbed
Anderson model even though $M$ is not large. These results are compared with
the results of time-discrete quantum maps, i.e., Anderson map and the standard
map. Further, the features of delocalized dynamics is discussed in comparison
with a limit model which has no static disordered part.
- Abstract(参考訳): m$カラーの準周期調和振動により摂動した時間連続1次元アンダーソンモデルにおける量子拡散の局在と非局在を系統的に検討し, [pre {\bf 103}, l040202(2021)] で部分的に報告した。
モデルの局所化・非局在化特性について, 障害強度$W$, 摂動強度$\epsilon$, 空間次元の類似的な役割を果たす色数$M$の3つのパラメータについて詳細に検討した。
特に,局所的非局在化遷移 (ldt) の存在とその臨界特性に注目している。
M\geq 3$ の LDT が存在し、通常の拡散は臨界強度$\epsilon$ の上に回復し、拡散力学の特徴は、M$ が大きなとはいえ、確率的に摂動されたアンダーソンモデルに対して予測される拡散過程を模倣する。
これらの結果は、時間離散量子マップ、すなわちアンダーソン写像と標準写像の結果と比較される。
さらに,静的不規則な部分を持たない極限モデルと比較し,非局在化ダイナミクスの特徴について考察した。
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