論文の概要: Operational connection between predictability and entanglement in
entanglement swapping from partially entangled pure states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.01281v2
- Date: Thu, 8 Sep 2022 14:35:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-23 07:51:20.310309
- Title: Operational connection between predictability and entanglement in
entanglement swapping from partially entangled pure states
- Title(参考訳): 部分絡み合い状態からの絡み合い交換における予測可能性と絡み合いの関係
- Authors: Marcos L. W. Basso and Jonas Maziero
- Abstract要約: 本研究では, 前測度1量子密度行列の予測可能性について, 後測度状態の部分的に絡み合った成分の確率と直接関係していることを示す。
ベル基底測定後の絡み合いが増大する場合には、初期準備状態と比較して予測可能性が消費される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Complementarity and entanglement are fundamental features of Quantum
Mechanics that were recently related in triality equalities that involve
quantum coherence, the wave aspect of a qubit, and quantum predictability and
quantum entanglement, the particle aspect of a qubit. In this article, we give
an operational connection between redictability and entanglement in
entanglement swapping from initially partially entangled states. For this, we
show that the predictability of the pre-measurement one-qubit density matrix is
directly related to the probability of the partially entangled component of the
post-measurement state. Going even further, we analyze the entanglement
swapping for partially entangled states in the light of complementarity
relations and show that, in the cases where the entanglement increases after a
Bell-basis measurement, the predictability is consumed when compared to the
initially prepared state.
- Abstract(参考訳): 相補性と絡み合いは量子力学の基本的な特徴であり、量子コヒーレンス、量子ビットの波面、量子予測可能性と量子絡み合い、量子ビットの粒子面を含む試行性等式に最近関係した。
本稿では,初期から絡み合い状態からの絡み合い交換における再現性と絡み合いの関係について述べる。
本研究では, 前測度1量子密度行列の予測可能性について, 後測度状態の一部の絡み合った成分の確率と直接関係していることを示す。
さらに, 補間関係を考慮した部分絡み合い状態の絡み合いスワップ解析を行い, ベル基底測定後に絡み合いが増大する場合には, 初期生成状態と比較して予測可能性が低下することを示した。
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