論文の概要: Quantum battery with non-Hermitian charging
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.09497v2
- Date: Wed, 24 Jul 2024 07:43:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-25 20:17:42.799771
- Title: Quantum battery with non-Hermitian charging
- Title(参考訳): 非エルミタン充電による量子電池
- Authors: Tanoy Kanti Konar, Leela Ganesh Chandra Lakkaraju, Aditi Sen De,
- Abstract要約: 我々は、非エルミートハミルトニアンを充電器として利用する量子電池の設計を提案する。
特に、相互作用する(相互作用しない)ハミルトニアンを電池として地面または熱状態から始め、パリティ時間(PT)および回転時間(RT)対称ハミルトニアンを介して電池の充電を行う。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a design of a quantum battery exploiting the non-Hermitian Hamiltonian as a charger. In particular, starting with the ground or the thermal state of the interacting (non-interacting) Hamiltonian as the battery, the charging of the battery is performed via parity-time (PT)- and rotational-time (RT)-symmetric Hamiltonian to store energy. We report that such a quenching with a non-Hermitian Hamiltonian leads to an enhanced power output compared to a battery with a Hermitian charger. We identify the region in the parameter space which provides the gain in performance. We also demonstrate that the improvements persist with the increase of system size for batteries with both PT- and RT-symmetric chargers. In the PT-symmetric case, although the anisotropy of the XY model does not help in the performance, we show that the XXZ model as a battery with a non-Hermitian charger performs better than that of the XX model having certain interaction strengths. We also exhibit that the advantage of non-Hermiticity remains valid even at finite temperatures in the initial states.
- Abstract(参考訳): 我々は、非エルミートハミルトニアンを充電器として利用する量子電池の設計を提案する。
特に、相互作用する(相互作用しない)ハミルトニアンを電池として地面または熱状態から始めると、電池の充電はパリティ時間(PT)および回転時間(RT)対称ハミルトニアンを介して行われ、エネルギーを貯蔵する。
非エルミートハミルトニアンとの焼入れは、エルミート充電器の電池と比較して出力が増大する。
パラメータ空間内の領域を同定し、性能を向上する。
また,PT対称充電器とRT対称充電器を併用した電池のシステムサイズ向上にともなって改善が持続することを示した。
PT対称の場合、XYモデルの異方性は性能に寄与しないが、非エルミート帯電器を持つ電池としてのXXZモデルは、特定の相互作用強度を持つXXモデルよりも優れた性能を示す。
また、初期状態の有限温度においても、非ハーミティシティの利点が有効であることを示す。
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