論文の概要: Secure multi-party quantum computation protocol for quantum circuits: the exploitation of triply-even quantum error-correcting codes
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.04871v2
- Date: Fri, 15 Nov 2024 11:52:18 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-11-18 15:35:59.538919
- Title: Secure multi-party quantum computation protocol for quantum circuits: the exploitation of triply-even quantum error-correcting codes
- Title(参考訳): 量子回路のためのセキュアなマルチパーティ量子計算プロトコル:三値量子誤り訂正符号の活用
- Authors: Petr A. Mishchenko, Keita Xagawa,
- Abstract要約: MPQCプロトコルは、エラーのない分散量子計算を可能にする暗号プリミティブである。
本稿では,従来の量子誤り訂正符号を採用したMPQCプロトコルを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.915868985330569
- License:
- Abstract: Secure multi-party quantum computation (MPQC) protocol is a cryptographic primitive allowing error-free distributed quantum computation to a group of $n$ mutually distrustful quantum nodes even when some quantum nodes disobey the instructions of the protocol. Here we suggest a modified MPQC protocol that adopts unconventional quantum error-correcting codes and as a consequence reduces the number of qubits required for the protocol execution. In particular, the replacement of the self-dual Calderbank-Shor-Steane quantum error-correcting codes with triply-even ones permits us to avoid the previously indispensable but resource-intensive procedure of the ``magic'' state verification. Besides, since every extra qubit reduces the credibility of physical devices, our suggestion makes the MPQC protocol more accessible for the near-future technology by reducing the number of necessary qubits per quantum node from $n^2 + \Theta(r)n$, where $r$ is the security parameter, to $n^2 + 3n$.
- Abstract(参考訳): セキュアなマルチパーティ量子計算(英: Secure Multi-party quantum computing、MPQC)プロトコルは、エラーのない分散量子計算を、ある量子ノードがプロトコルの命令に従わない場合でも、$n$の互いに不信な量子ノードのグループに許可する暗号プリミティブである。
本稿では,従来の量子誤り訂正符号を導入し,その結果,プロトコルの実行に必要なキュービット数を削減したMPQCプロトコルを提案する。
特に、自己双対のCalderbank-Shor-Steane量子誤り訂正符号を三重一重項符号に置き換えることで、'magic'状態検証のこれまで必須でリソース集約的な手順を避けることができる。
さらに、各余剰量子ビットが物理デバイスの信頼性を低下させるため、我々はMPQCプロトコルを、量子ノード当たりの必要量子ビット数を$n^2 + \Theta(r)n$から$n^2 + 3n$に減らして、近未来の技術で利用できるようにする。
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