論文の概要: Heating rate measurement and characterization of a prototype
surface-electrode trap for optical frequency metrology
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.08215v1
- Date: Thu, 16 Jun 2022 14:32:28 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-09 04:32:53.036779
- Title: Heating rate measurement and characterization of a prototype
surface-electrode trap for optical frequency metrology
- Title(参考訳): 光周波数計測のための表面電極トラップの加熱速度測定と特性評価
- Authors: Thomas Laupr\^etre, Bachir Achi, Lucas Groult, Yann Kersal\'e, Marion
Delehaye, Moustafa Abdel Hafiz and Cl\'ement Lacro\^ute
- Abstract要約: 本稿では,小型な単一イオン光クロックの実現に向けた第一歩として,表面電極(SE)トラップの試作について述べる。
約500ドル(約5万円)の電極距離でトラップを実証し, 持続時間と加熱速度でトラップを特徴付けた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present the characterization of a prototype surface-electrode (SE) trap as
a first step towards the realization of a compact, single-ion optical clock
based on Yb$^+$. The use of a SE trap will be a key factor to benefit from
clean-room fabrication techniques and technological advances made in the field
of quantum information processing. We succesfully demonstrated trapping at a
500 $\mu$m electrodes distance and characterized our trap in terms of lifetime
and heating rate. This is to our knowledge the highest distance achieved for
heating rates measurements in SE traps. This simple 5-wire design realized with
simple materials yields a heating rate of $\mathbf{8\times 10^3}$ phonons/s. We
provide an analysis of the performances of this prototype trap for optical
frequency metrology.
- Abstract(参考訳): 本稿では,yb$^+$に基づく小型単一イオン光時計の実現に向けた第一歩として,表面電極トラップ(se)の試作について述べる。
SEトラップの使用は、クリーンルームの加工技術と量子情報処理の分野での技術進歩の恩恵を受ける重要な要素となるだろう。
我々は500ドルの電極距離でのトラッピングを成功裏に実証し、寿命と加熱速度の点で罠を特徴づけた。
これはseトラップの加熱速度測定で達成された最も高い距離の知識である。
この単純な5線設計は単純な材料で実現され、熱速度は$\mathbf{8\times 10^3}$ phonons/sとなる。
本稿では,光周波数計測のためのプロトタイプトラップの性能解析を行う。
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