論文の概要: Logarithmic quantum time crystal
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2206.14979v2
- Date: Wed, 20 Jul 2022 23:56:56 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-07 04:57:36.829917
- Title: Logarithmic quantum time crystal
- Title(参考訳): 対数量子時間結晶
- Authors: Haipeng Xue, Lingchii Kong, Biao Wu
- Abstract要約: 我々は、TlogNという粒子の数に対数的に比例する周期で時間的に進化する量子状態を構築する。
全粒子数Nに対する周期の対数依存性は、非常に多数の粒子を持つ系でも実験的に観測可能である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/
- Abstract: We investigate a time-independent many-boson system, whose ground states are
quasi-degenerate and become infinitely degenerate in the thermodynamic limit.
Out of these quasi-degenerate ground states we construct a quantum state that
evolves in time with a period that is logarithmically proportional to the
number of particles, that is, T~logN. This boson system in such a state is a
quantum time crystal as it approaches the ground state in the thermodynamic
limit. The logarithmic dependence of its period on the total particle number N
makes it observable experimentally even for systems with very large number of
particles. Possible experimental proposals are discussed.
- Abstract(参考訳): 熱力学的限界において基底状態が準退化し無限退化する時間非依存多ボソン系について検討する。
これらの準退化基底状態のうち、時間とともに進化する量子状態、すなわちT~logNの粒子の数に対数的に比例する周期を構築する。
このような状態のボーソン系は、熱力学的極限の基底状態に近づく量子時間結晶である。
全粒子数Nに対する周期の対数依存性は、非常に多数の粒子を持つ系でも実験的に観測可能である。
実験的な提案も考えられる。
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