論文の概要: Anisotropic Spatial Entanglement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.03751v1
- Date: Fri, 8 Jul 2022 08:36:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-06 04:45:10.391894
- Title: Anisotropic Spatial Entanglement
- Title(参考訳): 異方性空間絡み合い
- Authors: Satyajeet Patil, Shashi Prabhakar, Ayan Biswas, Ashok Kumar, and R.P.
Singh
- Abstract要約: ビーム幅における異方性エンタングルメントの度合いと非対称性の相互関係を示す。
また、高度に非対称なポンプビームでは、y方向に沿った絡み合いは完全に消えることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.6675622205984206
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The photon-pairs generated through spontaneous parametric down-conversion
(SPDC) possess strong correlations in their transverse position and momentum
degrees of freedom. For such photon pairs, the transverse position correlation
length depends on the crystal thickness and the pump wavelength, whereas the
transverse momentum correlation length depends on the beam waist and spatial
coherence length of the pump. By controlling these parameters, it is possible
to engineer the spatial entanglement. Here, we utilize the circular asymmetry
of the pump by using an elliptical-Gaussian beam to change the degree of
entanglement in transverse directions, which we call anisotropic entanglement.
We show the interrelation between the degree of anisotropic entanglement and
the asymmetry in the beam width. In addition, we also show that for a highly
asymmetric pump beam, the entanglement along the y-direction completely
vanishes, whereas the entanglement in the x-direction remains intact.
- Abstract(参考訳): 自然パラメトリックダウンコンバージョン(SPDC)によって生じる光子対は、その横位置と運動量度に強い相関を持つ。
このような光子対の場合、横方向の位置相関長は結晶厚とポンプ波長に依存し、横方向の運動量相関長はポンプのビームウエストと空間コヒーレンス長に依存する。
これらのパラメータを制御することで、空間の絡み合いを設計できる。
ここでは, 楕円形ガウスビームを用いてポンプの円形非対称性を利用して, 異方性絡み合いと呼ばれる横方向の絡み合いの程度を変化させる。
ビーム幅における異方性エンタングルメントの度合いと非対称性の相互関係を示す。
また,非対称なポンプビームの場合,y方向に沿った絡み合いが完全に消失するのに対し,x方向の絡み合いはそのままであることを示した。
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