論文の概要: Heat-based circuits using quantum rectification
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.06215v1
- Date: Tue, 13 Sep 2022 18:00:00 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-26 19:17:47.371493
- Title: Heat-based circuits using quantum rectification
- Title(参考訳): 量子整流を用いた熱回路
- Authors: Kasper Poulsen, Nikolaj T. Zinner
- Abstract要約: 熱ベースのコンピュータにおいて、温度差を用いて回路を介して熱電流を駆動することにより計算を行う。
本研究では, ダイオードの並列配置, ダイオードブリッジの3種類の熱ベース回路について検討した。
その結果、熱電流成分を熱ベース回路に結合させることが理論的に可能であることが証明された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: With increased power consumption of modern computer components, a heat-based
computer has become ever more relevant due to a lower power expense to process
logic bits of information. In a heat-based computer, computations are performed
by driving heat currents through a circuit using a temperature difference.
Utilizing harmonic oscillators and three-level quantum rectifiers as base
components, we study three different heat-based circuits: a series
configuration of diodes, a parallel configuration of diodes, and a diode bridge
rectifier. We demonstrate the required functionality of each circuit for use as
heat-based analogues of standard electronic components. Furthermore, the diode
bridge rectifier is found to give consistent output bias independent of the
input bias thus rectifying the input. Our results prove the theoretical
feasibility of combining heat current components into heat-based circuits. The
three circuits should be realizable using several of the current quantum
technology platforms.
- Abstract(参考訳): 現代のコンピュータコンポーネントの消費電力が増大するにつれて、論理情報を処理するための電力コストの削減により、熱ベースのコンピュータはますます関連性が高まっている。
熱ベースのコンピュータでは、温度差を用いて回路を介して熱電流を駆動して計算を行う。
高調波発振器と3レベル量子整流器を基本成分として、ダイオードの直列配置、ダイオードの並列配置、ダイオードブリッジ整流器の3種類の熱系回路について検討した。
標準電子部品のヒートベースアナログとして使用する各回路に必要な機能を示す。
さらに、ダイオードブリッジ整流器は、入力バイアスに依存しない一貫した出力バイアスを与え、入力を整流させる。
本研究では,熱電流成分を熱系回路に結合する理論的実現可能性を示す。
3つの回路は、現在の量子技術プラットフォームを使って実現可能であるべきである。
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