論文の概要: Heat-based circuits using quantum rectification
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.06215v2
- Date: Tue, 28 May 2024 06:29:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-30 04:56:05.971231
- Title: Heat-based circuits using quantum rectification
- Title(参考訳): 量子整流を用いた熱回路
- Authors: Kasper Poulsen, Nikolaj T. Zinner,
- Abstract要約: 熱ベースの回路は、論理ビットの情報を処理するための電力コストの削減により、より関連性が高まっている。
熱ベース回路では、温度差を用いて回路を介して熱電流を駆動することで計算を行う。
標準電子部品の熱に基づくアナログとして使用するために,各回路の必要な機能を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: With increased power consumption of modern computer components, heat-based circuitry has become ever more relevant due to a lower power expense to process logic bits of information. In heat-based circuits, computations are performed by driving heat currents through a circuit using a temperature difference. Utilizing harmonic oscillators and three-level quantum rectifiers as base components, we study three different heat-based circuits: a series configuration of diodes, a parallel configuration of diodes, and a diode bridge rectifier. We demonstrate the required functionality of each circuit for use as heat-based analogues of standard electronic components. Furthermore, the diode bridge rectifier is found to give consistent sign of the output bias independent of the input bias thus rectifying the input. Our results prove the theoretical feasibility of combining heat current components into heat-based circuits. The three circuits should be realizable using several of the current quantum technology platforms.
- Abstract(参考訳): 現代のコンピュータ部品の消費電力が増大するにつれて、論理情報を処理するための電力コストの削減により、熱ベースの回路はますます重要になっている。
熱ベース回路では、温度差を用いて回路を介して熱電流を駆動することで計算を行う。
基本成分として高調波発振器と3レベル量子整流器を用い、ダイオードの直列構成、ダイオードの並列配置、ダイオードブリッジ整流器の3つの異なる熱ベース回路について検討した。
標準電子部品の熱に基づくアナログとして使用するために,各回路の必要な機能を示す。
さらに、ダイオードブリッジ整流器は、入力バイアスとは無関係に出力バイアスの一貫した符号を与えるので、入力を整流する。
その結果、熱電流成分を熱ベース回路に結合させることが理論的に可能であることが証明された。
3つの回路は、現在の量子技術プラットフォームを使って実現可能であるべきである。
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