論文の概要: Improved noise resistance analysis for path-entangled subspace quantum
key distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2209.09970v1
- Date: Tue, 20 Sep 2022 19:59:55 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-25 23:11:50.730998
- Title: Improved noise resistance analysis for path-entangled subspace quantum
key distribution
- Title(参考訳): パス絡み合った部分空間量子鍵分布の耐雑音性解析
- Authors: Osk\'ar Adam V\'alent and Matej Pivoluska
- Abstract要約: 経路絡み込みを用いた高次元量子鍵分布プロトコルの実践的実装を再検討する。
我々は、異なる種類のチャネルノイズがノイズのない実験データに与える影響をシミュレートして、そこで実行される雑音の頑健性分析を洗練する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We revisit the practical implementation of high-dimensional quantum key
distribution protocol using path entanglement reported in
[Phys.Rev.Lett.~127,~110505,~2021]. Here we refine the noise robustness
analysis performed there by simulating the effect of different types of channel
noise on the noiseless experimental data. Further, we extend the analysis to
two kinds of asymmetric scenarios. In the first scenario the entanglement
source is placed in Alice's lab and thus Only one noisy channel has to be
considered. In the second scenario, Bob's detectors are placed at different
physical locations and therefore such scenario implements a simple
communication network. Our analysis can also be extended to other experimental
platforms and therefore provides a novel framework for fair noise robustness
comparison of high-dimensional quantum key distribution protocols.
- Abstract(参考訳): 我々は[Phys.Rev.Lett.~127,~110505,~2021]で報告された経路絡みによる高次元量子鍵分布プロトコルの実践的実装を再考する。
そこで本研究では,無騒音実験データに対する各種チャネル雑音の影響をシミュレーションし,雑音ロバスト性解析を洗練する。
さらに,解析を2種類の非対称なシナリオに拡張する。
最初のシナリオでは、絡み合いの源はアリスの研究室に置かれているため、1つのノイズチャンネルだけを考慮する必要がある。
第2のシナリオでは、ボブの検出器は異なる物理的位置に配置されるため、そのようなシナリオは単純な通信ネットワークを実装している。
この解析は他の実験プラットフォームにも拡張できるため、高次元量子鍵分散プロトコルの公正なノイズロバスト性比較のための新しいフレームワークを提供する。
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