論文の概要: Single-shot high-resolution identification of discrete frequency modes
of single-photon-level optical pulses
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2210.10313v1
- Date: Wed, 19 Oct 2022 06:04:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-22 01:53:56.600903
- Title: Single-shot high-resolution identification of discrete frequency modes
of single-photon-level optical pulses
- Title(参考訳): 単光子レベル光パルスの離散周波数モードのシングルショット高分解能同定
- Authors: Daisuke Yoshida, Mayuka Ichihara, Takeshi Kondo, Feng-Lei Hong and
Tomoyuki Horikiri
- Abstract要約: 自然発振光子に対しても高分解能で周波数モードを識別できる手法を提案する。
原子周波数コムを用いた弱いコヒーレントパルスに対する周波数モード(100MHz間隔)と時間モード(435 ns間隔)のマッピングを実証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Frequency-multiplexed quantum communication usually requires a single-shot
identification of the frequency mode of a single photon . In this paper, we
propose a scheme that can identify the frequency mode with high-resolution even
for spontaneously emitted photons whose generation time is unknown, by
combining the time-to-space and frequency-to-time mode mapping. We also
demonstrate the mapping of the frequency mode (100 MHz intervals) to the
temporal mode (435 ns intervals) for weak coherent pulses using atomic
frequency combs. This frequency interval is close to the minimum frequency mode
interval of the atomic frequency comb quantum memory with Pr3+ ion-doped Y2SiO5
crystal, and the proposed scheme has the potential to maximize the frequency
multiplexing of the quantum repeater scheme with the memory.
- Abstract(参考訳): 周波数多重量子通信は通常、単一光子の周波数モードの単一ショット識別を必要とする。
本稿では、時間空間と周波数間モードマッピングを組み合わせることで、発生時間不明の自然発生光子に対しても高分解能で周波数モードを識別できる手法を提案する。
また、原子周波数コムを用いた弱いコヒーレントパルスに対する周波数モード(100MHz間隔)と時間モード(435 ns間隔)のマッピングを示す。
この周波数間隔は、Pr3+イオンドープY2SiO5結晶を用いた原子周波数コム量子メモリの最小周波数モード間隔に近く、提案手法は、メモリによる量子リピータ方式の周波数多重化を最大化することができる。
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