論文の概要: Complete hierarchy for high-dimensional steering certification
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2212.12544v1
- Date: Fri, 23 Dec 2022 19:00:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-09 05:17:09.499378
- Title: Complete hierarchy for high-dimensional steering certification
- Title(参考訳): 高次元ステアリング認証の完全階層化
- Authors: Carlos de Gois, Martin Pl\'avala, Ren\'e Schwonnek, Otfried G\"uhne
- Abstract要約: 高次元の量子ステアリングは、片面のデバイスを特徴付けないエンタングルメントの次元性の試験と見なすことができる。
ステアリングシナリオにおける絡み合いの寸法を証明するための必要かつ十分な条件を提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: High-dimensional quantum steering can be seen as a test for the
dimensionality of entanglement, where the devices at one side are not
characterized. As such, it is an important component in quantum informational
protocols that make use of high-dimensional entanglement. Although it has been
recently observed experimentally, the phenomenon of high-dimensional steering
is lacking a general certification procedure. We provide necessary and
sufficient conditions to certify the entanglement dimension in a steering
scenario. These conditions are stated in terms of a hierarchy of semidefinite
programs, which can also be used to quantify the phenomenon using the steering
dimension robustness. To demonstrate the practical viability of our method, we
characterize the dimensionality of entanglement in steering scenarios prepared
with maximally entangled states measured in mutually unbiased bases. Our
methods give significantly stronger bounds on the noise robustness necessary to
experimentally certify high-dimensional entanglement.
- Abstract(参考訳): 高次元の量子ステアリングは、片面のデバイスを特徴付けないエンタングルメントの次元性の試験と見なすことができる。
そのため、高次元の絡み合いを利用する量子情報プロトコルにおいて重要な構成要素である。
近年実験的に観察されているが、高次元ステアリング現象は一般的な認証手順を欠いている。
ステアリングシナリオにおける絡み合いの寸法を証明するための必要かつ十分な条件を提供する。
これらの条件は半定値プログラムの階層的に記述され、ステアリング次元のロバスト性を用いて現象の定量化にも用いられる。
本手法の実用性を示すために, 互いに偏りのないベースで測定した最大絡み合い状態を用いたステアリングシナリオにおいて, 絡み合いの寸法を特徴付ける。
提案手法は, 高次元エンタングルメントを実験的に証明するために必要な雑音の頑健性に, はるかに強い拘束力を与える。
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