論文の概要: Emergent glassiness in disorder-free Kitaev model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2302.14328v1
- Date: Tue, 28 Feb 2023 05:42:45 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-01 17:55:47.907108
- Title: Emergent glassiness in disorder-free Kitaev model
- Title(参考訳): 無障害キタエフモデルにおける創発的ガラス性
- Authors: K. B. Yogendra, Tanmoy Das, G. Baskaran
- Abstract要約: 密度行列再正規化群 (DMRG) 法における北エフモデルについて検討した。
磁場が増大する5つの相が存在する。
我々は、ガラス性は無秩序な汎用量子スピン液体に固有のものであることを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.6015898117103068
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A recent experiment shows surprising glass-like features [npj Quantum
Materials 6, 1 (2021)] in the nearly disorder-free $\alpha$-RuCl$_3$, a Kitaev
spin liquid candidate, at low temperatures in the intermediate magnetic field
region. Inspired by this experiment, we study the Kitaev model within the
density-matrix renormalization group (DMRG) method in the presence of a
magnetic field at zero temperature. We find five distinct phases with
increasing magnetic field, which are characterized by a homogeneous flux phase,
the Z2 vortex gas, solid and emergent glass phase in the so-called U(1) spin
liquid region, and finally a spin-polarized phase. The emergent glassiness is
confirmed by calculating correlation functions as well as ground state
fidelity, showing a plethora of energetically accessible orthogonal saddle
points corresponding to different flux configurations. Taking our result
together with previous theories of emergent glassiness in disorder-free quantum
many-body systems, we propose that glassiness is intrinsic to disorder-free
generic quantum spin liquids.
- Abstract(参考訳): 最近の実験では、北エフのスピン液体候補であるほぼ無秩序な$\alpha$-RuCl$_3$のガラスのような特徴(npj量子材料6, 1 (2021))を中間磁場領域の低温で示している。
この実験に触発されて、ゼロ温度の磁場の存在下で密度行列再正規化群 (dmrg) 法におけるキタエフモデルの研究を行った。
磁場が増大する5つの異なる相は、いわゆるu(1)スピン液体領域において均質なフラックス相、z2渦ガス、固相および創発性ガラス相、そして最終的にスピン偏極相によって特徴づけられる。
相関関数と基底状態の忠実度を計算し、異なるフラックス構成に対応するエネルギー的にアクセス可能な直交サドル点の多さを示すことにより、創発的なガラス性を確認する。
乱れのない量子多体系における創発的ガラス性の理論と合わせて、ガラス性は乱れのない汎用量子スピン液体に固有のものであることを提案する。
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