論文の概要: Lensing of Vacuum Entanglement near Schwarzschild Black Holes
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.01402v1
- Date: Thu, 2 Mar 2023 16:44:16 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-03 13:25:20.388538
- Title: Lensing of Vacuum Entanglement near Schwarzschild Black Holes
- Title(参考訳): シュワルツシルトブラックホール近傍における真空絡み合いのレンズ化
- Authors: Jo\~ao G. A. Carib\'e, Robert H. Jonsson, Marc Casals, Achim Kempf,
Eduardo Mart\'in-Mart\'inez
- Abstract要約: 真空中においても重力レンズが自在に現れるか,すなわち真空中における絡み合いの分布をレンズ化することによって検討する。
3+1次元シュワルツシルト時空におけるBoulware, Hartle-Hawking, Unruh vacuaに対して, エンタングルメント収穫は, 因果近くでのレンズリングのような効果により著しく増幅されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: An important feature of Schwarzschild spacetime is the presence of orbiting
null geodesics and caustics, whose presence implies strong gravitational
lensing effects. Here, we investigate whether this gravitational lensing
manifests itself even in the vacuum, namely by lensing the distribution of
entanglement in the vacuum. To explore this possibility, we use the method of
entanglement harvesting, where initially unentangled localized quantum systems
are temporarily coupled to the field at different locations. We find that for
the Boulware, Hartle-Hawking and Unruh vacua in 3+1 dimensional Schwarzschild
spacetime, entanglement harvesting is indeed greatly amplified due to a
lensing-like effect near caustics.
- Abstract(参考訳): シュワルツシルト時空の重要な特徴は、軌道上のヌル測地線とコースティックの存在であり、その存在は強い重力レンズ効果を意味する。
ここでは,この重力レンズが真空中においても現れるか,すなわち真空中における絡み合いの分布をレンズで観察する。
この可能性を探るために、当初は絡み合わなかった局所量子系が、異なる場所で一時的に場に結合される絡み合い収穫法を用いる。
3+1次元シュワルツシルト時空におけるBoulware, Hartle-Hawking, Unruh vacuaに対して, エンタングルメント収穫は, 因果近くでのレンズリングのような効果により著しく増幅されている。
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