論文の概要: Manipulating fermionic mode entanglement in the presence of
superselection rules
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.04559v1
- Date: Wed, 8 Mar 2023 13:17:22 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-09 14:04:27.387030
- Title: Manipulating fermionic mode entanglement in the presence of
superselection rules
- Title(参考訳): 超選択規則の存在下でのフェルミオンモード絡みの操作
- Authors: \"Omer T{\i}r{\i}nk, Onur Pusuluk, G\"okhan Torun
- Abstract要約: スーパーセレクションルール(SSR)はフェルミオンモード系の物理状態空間に制約を課す。
両部モードの絡み合いの混合状態変換に対して, 偏化に基づく一組の条件を提案する。
本稿では, 局所パリティ変化を触媒するアシラリーモードシステムについて述べる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Superselection rules (SSRs), arising from the conservation of physical
quantities such as parity or particle number, place constraints on the physical
state space of fermionic mode systems. This affects the amount of extractable
mode entanglement possessed in a given state and its manipulation by the
so-called entanglement-free operations. Here, we present a set of
majorization-based conditions for the mixed state transformations of bipartite
mode entanglement, where the allowed operations (i.e., resource non-generating
operations), that is, local operations and classical communication, are
restricted by local SSRs. We then focus on the local parity SSR and investigate
the possibility to relax the constraints imposed by it through a catalyst. In
particular, we show that an ancillary mode system can catalyze the change in
local parity. Finally, we discuss the application of our methodology to various
problems in different fields. Accordingly, we propose that it may shed new
light on the activation of orbital entanglement in chemical molecules and the
manipulation of multipartite entanglement or quantum discord in distinguishable
quantum systems.
- Abstract(参考訳): スーパーセレクションルール(SSR)は、パリティや粒子数などの物理量の保存から生じるもので、フェルミオンモード系の物理状態空間に制約を課す。
これは、与えられた状態にある抽出可能なモードの絡み合いの量と、いわゆる絡み合いのない操作による操作に影響する。
ここでは、二部モード絡み合いの混合状態変換(資源非生成操作)、すなわちローカル操作と古典的通信が局所SSRによって制限されるような、一組のメジャー化ベースの条件を提案する。
次に,局所パリティSSRに着目し,触媒によって課される制約を緩和する可能性を検討する。
特に,アシラリーモードが局所パリティの変化を触媒することを示す。
最後に,様々な分野の様々な問題に対する方法論の適用について論じる。
したがって、化学分子における軌道絡み合いの活性化と、識別可能な量子系における多成分絡み合いや量子不一致の操作に新たな光をあてる可能性がある。
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