論文の概要: Manipulating fermionic mode entanglement in the presence of superselection rules
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.04559v3
- Date: Mon, 3 Jun 2024 09:03:22 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-04 23:35:51.774666
- Title: Manipulating fermionic mode entanglement in the presence of superselection rules
- Title(参考訳): スーパーセレクション規則の存在下でのフェルミオンモードの絡み合いの操作
- Authors: Ömer Tırınk, Gökhan Torun, Onur Pusuluk,
- Abstract要約: スーパーセレクションルール(SSR)はフェルミオン系における許容可能な物理的操作に制約を課す。
両部モードの絡み合いの混合状態変換のための偏化に基づくアルゴリズムを提案する。
本稿では, 局所パリティ変化を触媒するアシラリーモードシステムについて述べる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Superselection rules (SSRs), linked to the conservation of physical quantities such as parity or particle number, impose constraints on allowable physical operations in fermionic systems. This affects the amount of extractable mode entanglement possessed in a given state and its manipulation by the so-called entanglement-free operations. Here, we present a majorization-based algorithm for the mixed state transformations of bipartite mode entanglement, where the allowed operations (i.e., resource non-generating operations), that is, local operations and classical communication, are restricted by local SSRs. We then focus on the local parity SSR and investigate the possibility to relax the constraints imposed by it through a catalyst. In particular, we show that an ancillary mode system can catalyze the change in local parity. Finally, we discuss the application of our methodology to various problems in different fields. Accordingly, we propose that it may shed new light on the activation of orbital entanglement in chemical molecules and the manipulation of multipartite entanglement or quantum discord in distinguishable quantum systems.
- Abstract(参考訳): スーパーセレクションルール(SSR)は、パリティや粒子数などの物理量の保存に関連しており、フェルミオン系における許容可能な物理演算に制約を課している。
これは、与えられた状態にある抽出可能なモードの絡み合いの量と、いわゆる絡み合いのない操作による操作に影響を与える。
ここでは,2部モード絡み合いの混合状態変換(資源非生成操作),すなわち局所演算と古典的通信を局所的なSSRによって制限する,多元化に基づくアルゴリズムを提案する。
次に,局所パリティSSRに着目し,触媒によって課される制約を緩和する可能性を検討する。
特に,アシラリーモードが局所パリティの変化を触媒することを示す。
最後に,様々な分野の様々な問題に対する方法論の適用について論じる。
そこで本研究では, 化学分子における軌道エンタングルメントの活性化と, 量子系における多粒子エンタングルメントや量子不協和の操作に新たな光が当たることを提案する。
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