論文の概要: Position-controlled trapping of nanoparticles and quantum dots on a
fiber taper
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.04134v1
- Date: Sun, 9 Apr 2023 01:59:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-11 17:39:41.078254
- Title: Position-controlled trapping of nanoparticles and quantum dots on a
fiber taper
- Title(参考訳): ファイバテーパ上のナノ粒子と量子ドットの位置制御トラップ
- Authors: Ryusei Watanabe, Daiki Yamamoto, Mark Sadgrove
- Abstract要約: 実験では,光ファイバーテーパの表面近傍でコロイドナノ粒子を閉じ込めるために,この技術を用いた。
ファイバ内の2つのモードの相対パワーを制御することにより,粒子のトラップ位置が調整可能であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We investigate numerically and experimentally the properties of a two color
optical fiber taper trap, for which the evanescent field of the modes in the
fiber taper give rise to a three-dimensional trapping potential.
Experimentally, we use the technique to confine colloidal nanoparticles near
the surface of an optical fiber taper, and show that the trapping position of
the particles is adjustable by controlling the relative power of two modes in
the fiber. We also demonstrate a proof of principle application by trapping
quantum dots together with gold nanoparticles in a configuration where the
trapping fields double as the excitation field for the quantum dots. This
scheme will allow the positioning of quantum emitters in order to adjust
coupling to resonators combined with the fiber taper.
- Abstract(参考訳): 本研究では,2色光ファイバテーパトラップの特性を数値的および実験的に検討し,ファイバテーパ内のモードのエバネッセント場が3次元トラップ電位を生じさせる特性について検討した。
実験では,光ファイバーテーパの表面近傍でコロイドナノ粒子を閉じ込める手法を用いて,繊維中の2モードの相対パワーを制御することにより,粒子の捕捉位置が調節可能であることを示す。
また,量子ドットの励起場としてトラップ場が2倍になるような構成で,金ナノ粒子とともに量子ドットをトラップする原理的応用の証明も行った。
このスキームにより量子エミッタの位置決めが可能となり、共振器とファイバテーパとの結合を調整することができる。
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