論文の概要: Stalled response near thermal equilibrium in periodically driven systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2401.04645v1
- Date: Tue, 9 Jan 2024 16:13:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-10 15:09:13.046859
- Title: Stalled response near thermal equilibrium in periodically driven systems
- Title(参考訳): 周期駆動系における熱平衡近傍の定常応答
- Authors: Lennart Dabelow and Peter Reimann
- Abstract要約: 適度な強度の周期的摂動は, 以下の停止反応の現象を生じさせることを示す。
熱平衡に近いシステムでは、運転に対する応答は最初からほとんど目立たない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.43512163406552007
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The question of how systems respond to perturbations is ubiquitous in
physics. Predicting this response for large classes of systems becomes
particularly challenging if many degrees of freedom are involved and linear
response theory cannot be applied. Here, we consider isolated many-body quantum
systems which either start out far from equilibrium and then thermalize, or
find themselves near thermal equilibrium from the outset. We show that
time-periodic perturbations of moderate strength, in the sense that they do not
heat up the system too quickly, give rise to the following phenomenon of
stalled response: While the driving usually causes quite considerable reactions
as long as the unperturbed system is far from equilibrium, the driving effects
are strongly suppressed when the unperturbed system approaches thermal
equilibrium. Likewise, for systems prepared near thermal equilibrium, the
response to the driving is barely noticeable right from the beginning.
Numerical results are complemented by a quantitatively accurate analytical
description and by simple qualitative arguments.
- Abstract(参考訳): 系が摂動にどう反応するかという問題は物理学では至るところにある。
大規模システムに対するこの応答の予測は、多くの自由度が関与し線形応答理論が適用できない場合、特に困難になる。
ここで、孤立多体量子系は、平衡から遠く離れたところから始まり、熱化するか、最初から熱平衡に近い状態にあると考える。
本研究は, ゆるやかな強度の時間-周期摂動が, システムが熱的平衡に近づくと, 非摂動系が平衡から遠くなる限り, 駆動は極めて大きな反応を引き起こすが, 駆動効果は熱平衡に近づくと強く抑制されることを示す。
同様に、熱平衡近くで用意されたシステムでは、駆動に対する応答は最初からほとんど目立たない。
数値結果は、定量的に正確な分析記述と単純な定性的議論によって補完される。
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