論文の概要: Smooth Crossover Between Weak and Strong Thermalization using Rigorous Bounds on Equilibration of Isolated Systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.13392v3
- Date: Tue, 3 Sep 2024 13:09:28 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-09-04 22:14:48.393026
- Title: Smooth Crossover Between Weak and Strong Thermalization using Rigorous Bounds on Equilibration of Isolated Systems
- Title(参考訳): 孤立系の平衡における剛性境界を用いた弱熱化と強熱化のスムースクロスオーバー
- Authors: Luis Fernando dos Prazeres, Thiago R. de Oliveira,
- Abstract要約: 弱熱化は初期状態の小さな有効次元に起因すると考えられる。
この変動は, 弱熱化と強熱化の両面において, システムサイズに比例して指数関数的に減衰することを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 2.3353925077667923
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: It is usually expected and observed that non-integrable isolated quantum systems thermalize. However, for some non-integrable spin chain models, in a numerical study, initial states with oscillations that persisted for some time were found and the phenomenon was named weak thermalization. Later, it was argued that such oscillations will eventually decay suggesting that weak thermalization was about time scales and not the size of the fluctuations. Nevertheless, the analyses of the size of the fluctuations were more qualitative. Here, using exact diagonalization we analyze how the size of the typical fluctuation, after long enough time for equilibration to happen, scales with the system size. For that, we use rigorous mathematical upper bounds on the equilibration of isolated quantum systems. We show that weak thermalization can be understood to be due to the small effective dimension of the initial state. Furthermore, we show that the fluctuations decay exponentially with the system size for both weak and strong thermalization indicating no sharp transitions between these two regimes.
- Abstract(参考訳): 通常は、非可積分な孤立量子系が熱化すると予想され観測される。
しかし、いくつかの非可積分スピン鎖モデルでは、しばらく持続する振動を持つ初期状態が発見され、この現象は弱い熱化と命名された。
その後、このような振動は最終的に崩壊し、弱い熱化は時間スケールであり、変動の大きさではないことが示唆された。
それにもかかわらず、変動の大きさの分析はより定性的であった。
ここでは、厳密な対角化を用いて、典型的な揺らぎの大きさが、平衡を起こすのに十分な時間経過した後、システムサイズとどのようにスケールするかを分析する。
そのため、孤立量子系の平衡に厳密な数学的上界を用いる。
弱熱化は初期状態の小さな有効次元に起因すると考えられる。
さらに, この2つの状態間の急激な遷移を示さない, 弱熱化と強熱化の両面において, ゆらぎはシステムサイズに比例して指数関数的に減衰することを示した。
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