論文の概要: Order-by-disorder and long-range interactions in the antiferromagnetic
transverse-field Ising model on the triangular lattice -- A perturbative
point of view
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.10584v1
- Date: Fri, 16 Feb 2024 11:20:05 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-19 16:40:51.504619
- Title: Order-by-disorder and long-range interactions in the antiferromagnetic
transverse-field Ising model on the triangular lattice -- A perturbative
point of view
- Title(参考訳): 三角格子上の反強磁性逆場イジングモデルにおける秩序差と長距離相互作用-摂動的視点
- Authors: J.A. Koziol, M. M\"uhlhauser, K.P. Schmidt
- Abstract要約: 有限系上の反強磁性Nest-Neighbour(NN)イジングモデルの縮退GS空間に対する有効モデルを導出する。
三角格子上のafLRTFIMの量子位相図の定性的レイアウトについて考察する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study the low-field ground-state (GS) properties of the antiferromagnetic
transverse-field Ising model with long-range interactions (afLRTFIM) on the
triangular lattice. We use the method of perturbative continuous unitary
transformations (pCUT) to derive an effective model for the degenerate GS space
of the antiferromagnetic nearest-neighbour (NN) Ising model on a finite system,
by treating the transverse-field (TF) and the long-range interactions (LRI) as
a perturbation. We determine a level-crossing between the plain stripe phase at
small TF and the clock-ordered phase at intermediate TF at $h\cong0.129$ for
$\alpha=6$, $N=36$ spins in order three perturbation theory. We discuss the
qualitative layout of the quantum phase diagram of the afLRTFIM on the
triangular lattice.
- Abstract(参考訳): 三角格子上の長距離相互作用(afLRTFIM)を持つ反強磁性横磁場イジングモデルの低磁場基底状態(GS)特性について検討した。
トラバース場 (tf) と長距離相互作用 (lri) を摂動として扱うことにより, 有限系における反強磁性ニアイグバー(nn)イジングモデルの縮退gs空間に対する有効モデルを得るために, 摂動連続ユニタリ変換法 (pcut) を用いる。
小さい TF の平ストライプ位相と中間 TF の時計順序位相の間のレベル交差を$h\cong0.129$ for $\alpha=6$, $N=36$ spins の順に決定する。
三角格子上のafLRTFIMの量子位相図の定性的レイアウトについて議論する。
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