論文の概要: Multi-junction surface ion trap for quantum computing
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.00208v1
- Date: Fri, 1 Mar 2024 00:51:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-05 18:34:27.543763
- Title: Multi-junction surface ion trap for quantum computing
- Title(参考訳): 量子コンピューティングのための多接合表面イオントラップ
- Authors: J.D. Sterk, M.G. Blain, M. Delaney, R. Haltli, E. Heller, A.L.
Holterhoff, T. Jennings, N. Jimenez, A. Kozhanov, Z. Meinelt, E. Ou, J. Van
Der Wall, C. Noel, D. Stick
- Abstract要約: トラップ領域の2次元レイアウトを持つ表面イオントラップは、大量のイオンを貯蔵するための自然なアーキテクチャである。
ここでは、RF電極のサイズが大きくなるにつれて、電力消費が増加するというスケーリングの課題に対処するトラップを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Surface ion traps with two-dimensional layouts of trapping regions are
natural architectures for storing large numbers of ions and supporting the
connectivity needed to implement quantum algorithms. Many of the components and
operations needed to fully exploit this architecture have already been
demonstrated, including operation at cryogenic temperatures with low heating,
low excitation transport, and ion control and detection with integrated
photonics. Here we demonstrate a trap that addresses the scaling challenge of
increasing power dissipation as the RF electrode increases in size. By raising
the RF electrode and removing most of the insulating dielectric layer below it
we reduce both ohmic and dielectric power dissipation. We also measure heating
rates across a range of motional frequencies and for different voltage sources
in a trap with a raised RF electrode but solid dielectric.
- Abstract(参考訳): トラップ領域の二次元配置を持つ表面イオントラップは、大量のイオンを保存し、量子アルゴリズムを実装するのに必要な接続をサポートする自然なアーキテクチャである。
このアーキテクチャを完全に活用するために必要な多くのコンポーネントや操作がすでに実証されており、低温での低温での低温加熱、低励起輸送、イオン制御と光合成による検出が含まれる。
ここでは,rf電極が大きくなるにつれて電力散逸が増加するというスケーリング課題に対処するトラップを示す。
RF電極を上昇させ、絶縁誘電体層の大部分を下方に除去することにより、オーミックおよび誘電体の消散を減少させる。
また, RF電極を昇圧させたトラップにおいて, 動作周波数や電圧源の異なる範囲の加熱速度も測定した。
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