論文の概要: All incompatible measurements on qubits lead to multiparticle Bell nonlocality
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.10564v3
- Date: Wed, 27 Mar 2024 20:12:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-29 20:33:12.793930
- Title: All incompatible measurements on qubits lead to multiparticle Bell nonlocality
- Title(参考訳): 量子ビット上のすべての非互換な測定は、多粒子ベル非局所性をもたらす
- Authors: Martin Plávala, Otfried Gühne, Marco Túlio Quintino,
- Abstract要約: 量子ビット上の任意の不整合の測定が、多粒子シナリオにおいて適切なベルの不等式を破ることにつながることを証明している。
この結果から,量子ビットの計測不整合性は常にデバイスに依存しない方法で証明できることが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.6827423171182154
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Bell nonlocality is a fundamental phenomenon of quantum physics as well as an essential resource for various tasks in quantum information processing. It is known that for the observation of nonlocality the measurements on a quantum system have to be incompatible, but the question which incompatible measurements are useful, remained open. Here we prove that any set of incompatible measurements on qubits leads to a violation of a suitable Bell inequality in a multiparticle scenario, where all parties perform the same set of measurements. Since there exists incompatible measurements on qubits which do not lead to Bell nonlocality for two particles, our results demonstrate a fundamental difference between two-particle and multi-particle nonlocality, pointing at the superactivation of measurement incompatibility as a resource. In addition, our results imply that measurement incompatibility for qubits can always be certified in a device-independent manner.
- Abstract(参考訳): ベル非局所性(英: Bell nonlocality)は、量子物理学の基本的な現象であり、量子情報処理における様々なタスクに不可欠な資源である。
非局所性の観測のためには、量子系の測定は相容れない必要があることが知られているが、相容れない測定が有用であるかどうかという問題は未解決のままである。
ここでは、量子ビット上の任意の非互換な測定セットが、すべての当事者が同じ測定セットを実行する多粒子シナリオにおいて、適切なベル不等式に違反することを示す。
二つの粒子のベル非局所性に繋がらない量子ビット上では不整合性の測定結果が存在するため,この結果から,2粒子と多粒子非局所性の基本的な相違が示され,測定不整合性が資源として過剰に活性化されることが示唆された。
さらに,本研究の結果から,量子ビットの計測不整合性が常にデバイスに依存しない方法で証明できることが示唆された。
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